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| PATATE ・・・ じゃがいもの旅 その2。

Une japonaise qui voue sa vie à la langue française. Et qui est très têtue, très insistante et persistante.



Coucou !!
ちょっとみなさんに謝らなくっちゃいけないことがあります。
いままでなんども PATATE ということばをつかいました。
そのたびに、「サツマイモ」と限定しちゃってたんだけど
日常会話やくだけた会話では「ジャガイモ」のこともさすんですね。
ふつう、PATATE といえば「サツマイモ」をさすのですが
とくにはっきり区別して「サツマイモ」とマークしたいときには
patate DOUCE といってあげる必要があるそうです。
わたしのまわり(とくに師匠とその家族)では
いつでも une pomme de terre をつかうので
あまり考えたことがありませんでした。
フランス語の図解辞典を見て、patate が「サツマイモ」
「ジャガイモ」のイラストには une pomme de terre と書かれていたので
そのまんまうのみにしてました、ごめんなさい!!
その話をしているとき、Les Origimots の中に、
このことばが紹介されていたのを思いだしました。
patate ということばがどこからきて
どんなふうにフランス語にとりこまれたのか、
とても興味深い経歴が書かれていたのでご紹介したいと思います♪
ジャガイモはもともと南米のチリで生まれた植物です。
16世紀の初め、スペイン人がチリに移住し始めたころにはもう、
ジャガイモは豊富にあったのだそう。
このジャガイモ、ハイチから来たと思われているそうですが、
ハイチのようなトロビカルな気候はジャガイモにはあわないよね。
たぶんこのハイチ生まれ説、
ジャガイモが最初に中米を経由してチリから持ちこまれるときに
カリブ海から出発したことからそう思われてるのね。
ジャガイモのもらった初めての名前はなんと papa でした。
といっても、「お父さん」をあらわす papa じゃなくて
これは中央アンデス山地に住むインディアン・ケチュア族のことば。
チリやラテンアメリカではいまでもつかわれています。
つぎに1570年頃、スペイン人たちがジャガイモを
彼らの国に取りいれたとき、彼らはこの根っこの食べものを
patata とよぶようになりました。
すでに、彼らが輸入していたサツマイモをさす
batata ということばとかけ合わせたみたい。
なぜならスペイン語で Papa といえば
Pape, つまり「法王」をさすのですね。
そのころ聖職者たちがたいへんな権力を持っていたスペインで、
「法王」とおなじ名前をこの俗っぽい野菜にもたせるのは
とってもバツが悪いことだったのね。
まあ、とにかくこのジャガイモは、
ヨーロッパのほかの国にもどんどんひろまっていきました。
それぞれの国が、それぞれ自分の国のことばに名前を変えながら。
イタリアでは patata,
イギリスでは potatoe,
フランスでは patate, というかんじに。
資料ではこのことば、1599年に確認されています。
でもね、南西フランスでは truffe ともよばれていたそう。
ジャガイモのルックスや土の中に育つところが
ペリゴールの「本物の」truffe に似ていたからなんだって。
17世紀終わりから18世紀にかけての北や東フランスでは、
この patate はおもに貧しい人びとや農民の食べものとなり
膨大な量が栽培され、消費されました。
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ちょっとながくなっちゃいそうなので、今日はここまで♪
つぎは pomme de terre という呼び名が
どんなふうにして生まれたのか、そんなお話です。
じゃ、またね!
À plus tard !!
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