27 novembre 2015 Archive

Bonjour.
Vous allez bien ?


先ほどは、恐怖心ばかりを煽る記事を書いてしまった気がします。

それが目の前にある現実なんですけれども、
そんなときだからこそ、あちこちで目にするようになったことばがあります。


  Fluctuat nec mergitur


これはラテン語の表現らしく、日本語では

  「たゆたえども、沈まず」

と訳されていますね。

(読みがなふりたいんですけど、師匠によれば
 「ラテン語なんて誰も聞いたことないからどう読むのか分からないんだ」そう。)


以前、フランスに関する本の中で読んだことがあったけれど
自分がこんな事態にさらされるまで、なるほど、ぐらいにしか思いませんでした。

でも今は「どういうことか」身に沁みて分かります。


ここに来て Facebook などのタイムラインでも盛んに流れているこのことば、
TIPA のフランス日記」のスタッフ、Erico ちゃんが
彼らのファンページで詳しく説明していたので、引用させていただきます。


Fluctuat nec mergitur
フルクトゥアト・ネク・メルギトゥル

この言葉、
13日のテロ直後にリピュブリック広場に描かれたグラフィティの映像で
目にされた方も多いのではないでしょうか?

ラテン語で書かれたこの言葉をフランス語に訳すと
Il est battu par les flots, mais ne sombre pas
日本語には次のように訳されています。
「たゆたえども、沈まず」

「波に翻弄されても、沈まない」という意味で
現代のパリの標語として、
パリの紋章(le blason de Paris)にも表示されています。

紋章はこちら→ https://fr.wikipedia.org/wiki/Blason_de_Paris

もともとは、昔のパリ
港町としてセーヌと共に歴史を発展させてきたパリに存在した、
水運業組合のシンボルでした。

「いつの時代も、どんな逆境に遭っても、パリは不滅だ」
という意味が込められていたのでしょう。

最近のテロの後には、このパリの標語は、
テロに屈しないパリを表現する象徴的な標語として、
様々な場所で引用されています。

個人的には、
1人の人が人生の逆境にある時に
励まされる言葉でもあるな、と思い
みなさんにシェアさせていただきたいなと思いました。

寒いので、暖かくしてお過ごしください。

スタッフより^^


TIPA のアントワヌが、パリ20区の電光掲示板を撮影した写真にも
このことばが書かれていました。

パリジャンたちへのひと筋の、でも太く確かな光。


しなやかに強く生きていくおまじないのことばとして
心に刻んでおこうと思います。

Erico ちゃん、ありがと。


Fluctuat nec mergitur sur Wikipedia

Bonjour.
Comment allez-vous ?


今月はいろいろありすぎて、体力的にも精神的にも下降線ですが、
そうもいってられないのが現実で。


わたしと友人がオーガナイズする展示会のギャラリーに赴くため、今夜通った République 周辺では、

  Boulevard Magenta の路肩に Gendarme の護送車 Fourgons が10台以上並び、
  あちこちに塊になった armées が武器を持って辺りを見回している・・・

という、物々しい雰囲気でした。


メトロの8番線も、怪しい小包が発見されたとかで、
メトロの通路やホーム、車内で何度もアナウンスが流れ
朝から上下方向止まっておりました。


こちらのテレビでは、2週間経つ今でも、
緊迫したニュースや débat が繰り広げられています。


しかも、KAMIKAZE(カミカーズ)が
「自爆テロ攻撃」の代名詞どころか呼び名となってしまい、
1時間のニュースで何度も発音される。論議の場で何度も叫ばれる。


最初はそれを耳にするたび憤慨し、とても悲しくなっていたんだけど

わたしにとって日本のカミカゼは
「自らの命を犠牲にした殺し合い」でも

日本以外の国では
「自らの命を武器にした殺し合い」

区別はないのかな、と思いました。


・・・

(それでもやっぱり腑に落ちない。)


今回の l'attentat はとてつもなく衝撃でした。
ふだんパリで生活していれば、一般市民には避けられようもない場所が
ことごとく標的として選ばれていたからです。


連続テロの犠牲者を出した Le Stade de France
小劇場 Le Bataclan も、師匠といっしょに訪れたことのある場所でした。

同スタジアムには3年前の10月12日金曜日にサッカー日仏代表の親善試合を観に行っていたし、
(今回も金曜の夜で、ドイツ代表との親善試合の真っ最中でした)
バタクラン劇場には、ここでも何度もご紹介している
大好きな Tomas FERSEN のコンサートを観に行きました。


カンボジアレストラン Le Petit Cambodge に至っては
わたしがちょうど今主宰している展示会の帰りにときどき寄っていた
親店 Le Cambodge の系列店で、歩いて1〜2分の距離にあります。
Le Cambodge はおばさんの作る料理がとても美味しいので
気に入って、機会があれば師匠やともだちと通っていた店でした。
いつ行っても若いパリジャンやパリジェンヌたちでぎゅうぎゅう詰めでした。

あの道 Rue Alibert の角を曲がった Rue Bichat には
わたしがパリに来て初めて作品を置いてもらった
セレクトショップ Objet Céleste が曲がったすぐのところにあり、
今でも近くを通ればときどき顔を出していました。


撃たれたのがなぜわたしじゃなかったのか・・・と考えてしまうほど、
いつ誰が銃撃に倒れてもおかしくない場所ばかりなのです。


そういうところをことごとく狙った今回の卑劣極まりない凶行は、
まさに多くのパリジャンやパリジェンヌ、フランス国民を
不安と恐怖の渦に陥れるには恰好で、周到に綿密に計画されたもの。
本当に強い憤りを感じます。

だからって、「目には目を」以上の形で空爆によって報復している Hollande さん。
わたしは全然納得いきませんが。


今では遠く離れてしまった日本の情勢にも疎く、
一生身を置くであろうフランスでも、移民のわたしは蚊帳の外。
わたしは一体、何を見て何を感じ、何をしてきたのだろうか?
そして今、なにをすべきなのか?

思うところはいろいろあるけれど、
ここでは控えさせていただきます。


犠牲になられた方々、ご家族に、周りの人々に
心から 心から 心から 哀悼の意を表します。


もう止めなくちゃいけない。
憎み合い、殺し合いを。

もう消えてしまった命のためにも、
今まだある命のためにも、
これから芽生える命のためにも。

こんなわたしのキレイ事が、当たり前の現実になる世の中を祈って。


KiKi

Auteur

KiKi

KiKi MAILLET

フランスとフランス語が好きすぎて
フランス人師匠と結婚の末
パリ近郊クルブヴォワ市に移住。

8年暮らしても慣れないフランス生活と
上手にならないフランス語に四苦八苦中。

PARTENAIRE

TIPAのフランス日記

今までなかった
パリ発フランス語学習ビデオ!
無料体験をぜひお試しください!

Quelle heure est-il ?

PARIS


TOKYO

Bienvenue !!!



今日もあそびにきてくれて
ドウモアリガトウ♪

人気ブログランキング
にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ


フランスdeリンク
ジモモ パリ

↑↑↑
みなさまの応援クリックが
ブログをつづける励みになります♪



Check

このブログをはてなブックマークに追加



↑↑↑ Google 版「イイネ!」です
ポチッとしてもらえるとうれしいな♪

Réseaux Sociaux



S'abonner au flux

モバイル用QRコード
  • ATOM 1.0
  • RSS 2.0

Répertoire

えらんだ INDEX にジャンプするよ

Podcast

Poscast 学校行かずにフランス語!

PODCAST 学校行かずにフランス語!

PODCAST 学校行かずにフランス語! PODCAST RSS2.0

iTunes Store にジャンプ ♪