鹿島茂氏の著書リスト第2弾。

今日は鹿島茂氏の著書リスト第2弾です。

クリックすると、Amazon から直接購入することができます。よかったらどうぞ。

❈ ❈ ❈ 鹿島茂氏の著書リスト <2> ❈ ❈ ❈

[amazonjs asin=”4061490761″ locale=”JP” title=”デパートを発明した夫婦 (講談社現代新書)”]

(本書より)「白」の展覧会――大売出しの始まり――バーゲンの終わった1月下旬のある寒い日、売上げの落ち込みを回避する方法はないものかと思案しながら窓の外の冬景色をぼんやりと見つめていたブシコーは、空から降ってくる粉雪に目をとめた。その瞬間、「白」という言葉が頭にひらめいた。業界用語では、白(ブラン)とは、リンネルや綿布などの白生地を使ったワイシャツ、ブラウス、下着、シーツ、タオル、テーブル・クロスなどのことを指す。ブシコーは、暮れの大売り出しと年頭のバーゲンのあと、春物を売り出すにはまだ寒いこの時期に、季節商品とは関係の薄いこの「白物」を集中的に売り出すことを思いついた。
かくして、2月の初め「エクスポジシオン・ド・ブラン」と銘打った「白物」の大売出しが始まった。それは、エクスポジシオン(展覧会)というにふさわしい、ありとあらゆる白生地商品のオンパレードで、店内の多くの売り場がこの商品の展示のために使われ、店内はまさに白一色の銀世界と化した。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

[amazonjs asin=”4122036186″ locale=”JP” title=”明日は舞踏会 (中公文庫)”]

(内容「BOOK」データベースより)
十九世紀パリ、乙女たちの憧れの場所は絢爛豪華な舞踏会!
男たちはダンディさを競い、女たちはコルセットを用い、自らの肉体を限界ぎりぎりにまで優美に仕立て上げ、会場は恋愛ゲームの可憐な戦場と化した…。フロベール、バルザックなどの作品を題材に当時の女性たちの夢と現実を鮮やかに活写。カラー挿絵三十二葉収載。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

[amazonjs asin=”4890369953″ locale=”JP” title=”上等舶来・ふらんすモノ語り”]

(出版社/著者からの内容紹介)
石鹸、ブラジャー、セーラー服に湯たんぽ、絵はがきなど、フランス伝来の身近なモノたち50点の履歴を、軽妙かつ蘊蓄たっぷりに紹介

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

[amazonjs asin=”4560080003″ locale=”JP” title=”馬車が買いたい!”]

(出版社/著者からの内容紹介)
19世紀小説に登場する《我らが主人公》たちが野心を抱いて目指したパリ、そのパリの細々とした風俗・世相に、豊富な資料を駆使して鋭い検証の光を照射する。照らし出されたその先に我々の常識をはるかに超えた歴史像が浮かび上がった。歴史ファンのみならず文学ファンの嗜好にも耐えうる快作。