Fin du changement d’heure ・・・ 夏時間制度の終焉。

ヨーロッパでは明日(というか今夜)、夏時間が適用されます。夜中の1時59分の次は3時になる・・・つまり寝てる時間を1時間削られちゃう、といった感じ。

ところがこの夏時間制度、2021年には廃止されるのだそうです。師匠から昨日聞いて知ったのですが、さっきニュースを検索したところ、これは欧州議会で今月26日に可決されたのだって。

廃止されること自体は、冬時間(標準時間)から夏時間に変わるときの混乱がなくなる(逆もまた然り)のでいいんじゃない?とも思ったのですが、問題は、夏時間のままにするのか冬時間のままにするのか、というところらしい。

そしてなんと、日照時間が国によって激しく異なるヨーロッパでは、それぞれの国がどちらを選ぶか決められるという案なのだそうです。

そうなれば、GMT (Greenwich Mean Time) を基準にプラス・マイナスで表されている時間とは関係なく、ヨーロッパ内の時間がバラバラになってしまうので、もっと混乱が起きるのではないか、と。

パリでは冬は朝9時くらいまで暗く、早起きしてもヤル気を削がれます。逆に夏は、体感で23時くらいまで明るく、「あれ、もうこんな時間?!」って焦ることもしばしば。実際の日没は22時過ぎらしいのだけど。

ということは、夏時間に合わせちゃうと冬の朝は10時まで明るくならない。で、冬時間に合わせたところで、今度は夏の日が暮れるのが午前零時なんてことに。

いやぁ〜 むつかしい問題ですね。。。

ちなみに夏時間の廃止について、ちゃんとした根拠をネットで探していたら、こんなフランス語の記事を見つけました。

「夏時間はどうして健康に悪いの?」というタイトルですが、実際は「(フランスで)夏時間にとどめることがどうして健康に悪いの?」という内容。どうやらフランスは、夏時間のまま止める意向のようですね。

日の出とともに起きて、日の入りとともに眠りにつく、という暮らし、してみたいよなぁ。なぁんてね。いちばんめちゃくちゃなのは、わたしの生活リズムでした♬♩♫♪♩