バーバパパ、食べる?

バーバパパ、食べる?

みなさん、バーバパパってご存じですよね?

前回のフランス滞在中に、とつぜん師匠に「日本では『バーバパパ』を食べるの?」とたずねられて、数秒間ワケが分かりませんでした。

「ええっ、フランスでは『バーバパパ』を食べるの?」
「うん。甘くてコットンみたいで雲みたいな砂糖のお菓子だよ。」

・・・・・。

たぶんもうネタバレでしょうけど・・・

わたあめ!!

そう、絵本のバーバパパとは Les BARBAPAPA とつづり、もともと barbe はヒゲ、à papa は「パパの」で Barbe à papa, つまり「パパのおひげ」からきています。

「パパのおひげ」のようにもじゃもじゃだから綿菓子は barbe à papa と呼ばれているのかな?

そして、この綿菓子からバーバパパができたのだそうですが、はじめから綿菓子をイメージして描かれたのか、さきにイラストがあって名前だけもらったのかは、まだ知りません。Wikipedia の日本語版にもフランス語版にも載ってなかった。

それにしても、綿菓子からキャラクターを創造したのだとしたら、すっごくかわいいアイディア!!

ところで、「なぜバーバパパはピンクなのか?」というナゾが ON AIR さんのところでずいぶん前に話題になっていました。

バーバパパのイラストを探すのに google のイメージ検索をしてみたんだけど、綿菓子の写真しか出てこない・・・どうやら、Les BARBAPAPA ではなく、Barbe à papa と入力しちゃったからみたい。

写真を見ると、どの綿菓子もピンク色をしています・・・これだ!
きっと、フランスでは「綿菓子 = ピンク色」というイメージが根づいているのではないかしら。

まだ師匠には確認してないのだけど、上のイメージ検索結果を見てもらえば一目瞭然じゃないかな。
あんまり夢のある答えじゃなくってごめんなさい・・・

というわけで、イメージには娘が小さかったころ大好きでよく読んでいた絵本を持ち出してきました。

絵本のバーバパパについては FRENCH BLOOM NET さんでくわしい生い立ちなどが読めますよ♪

公式サイトはこちら → Barbapapa Official Website