Guillaume とお勉強。
最近、いままで何度文法書を読んでも分からなかった dont や、auquel, auxquels, à laquelle, auxquelles の使い方がやっと分かるようになりました。それも、チャットしながら。
フランス人とチャットしてても、まったくのネイティヴなのにスペルやコンジュゲゾン(動詞活用)が、こちらが直したくなるくらいにいつもめちゃくちゃな子たちや、(文法的な語順・語法はもちろん合ってるから、音として覚えてるんでしょうね)きちんと書けてもチャット用に略して使うことば(c’est → c, je suis → chui etc.)が氾濫していたりして、自分なりにちゃんと理解することが必要なんです。
でも、今年になってともだちになった男の子 Guillaume* は、本来のスペルでちゃんと書ける子で、(意外かもしれませんが、そういう子は結構少ないんです)外国人ならではのちょっとした間違いなんかもすぐに直してくれるし、こういった方がスマートだとか教えてくれたり、ネイティヴが日常会話でよく使う、辞書には載っていないような表現をいろいろ教えてくれるので、すごく楽しく勉強できます。
* Guillaume = はじめて登場する、ここでは3人目の Guillaume です。Guillaume って多いなあ。クラシックな名前らしいです。
わたしのメルマガにも興味を持ってくれて、「チャットでル・フランセ」のバックナンバーをいつも読んでくれているみたいなので、今度からダイアログづくりのお手伝いは彼に頼もうと思っているところ。
わたしも、ちょっとしたひとことは日本語(もちろんローマ字)で書いて、彼がそれをポスト・イットに書き留めたりして教えっこしてます。彼は最近、日本語勉強用のカイエ・スペシャルをつくったみたい。
それで、ある日彼に dont なんかの用法が分からないって言ったら、いくつも例文をつくって詳しく説明してくれて、わたしも自分で例文をつくっては直してもらい、使い方は合ってても「それでは重すぎるからこうした方がフランスらしい表現だ」とか何度も繰り返しているうちにマスターしちゃいました!
ただ例文をつくるだけじゃなくて、皮肉とか冗談とか詩的なのとか、恋人同士の会話とか、遊びながらつくってたから、すっごく面白かった :-)
お金をかけずに楽しくネイティヴの授業を受けられるなんて、やっぱりインターネットはすごい!!