フランス語のぼうけん AからZ 500のことば

Re-re-coucou !!

オヤスミナサイの前に・・・
今日届いたとってもかわいい本をみなさんにご紹介します♪

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この絵本は、1970年にフランスで出版されたのだそう。
イラストや色づかいがめちゃくちゃかわいい♪

一般的な、フランス語の教材くらいの大きさでソフトカバーのものを想像してたんだけど、これが大きい!A4よりもちょっと大きいくらいかな?

そして、しっかりしたハードカバー、なんていうんだっけ・・・カバーがもう1枚?
ほら、つるつるの表紙の上に、紙のカバーがかかってるやつ。

・・・・・カタコトな日本語でスイマセン。

A から Z のことば・・・というサブタイトルから、簡単なことばの ABC 絵本だと思ってたんだけど、これが期待以上の内容だったよ♪♪♪

1見開きにひとつずつ、A, B, C…Z まですすみます。
主人公のピルーと彼の小さなともだち、きつねのカプシーヌがぼうけんしていきます。

ひとつの見開きには、数コマの、ひとつのアルファベをつかったことば(もののなまえ)とイラスト。

そして、そのアルファベが頭文字のことばがいっぱいはいったみじかい文(といってもあまりストーリーはないんだけど)で、そのアルファベだけ太字で書かれています。

そのすぐ下には、青い字で、子どもでも読めるように漢字にふりがなのふられた日本語訳。
漢字としては、小学校低学年向けくらいのレベルです。

子ども向けのみじかい文、とはいえ、フランス人でないなら、大人でも勉強になるフレーズやボキャブラリー・表現が満載!

眺めてるだけでも飽きないし、チビッコといっしょに読むこともできるし、もしかしたら子どもたちもフランス語に興味がわくかも。
ちっちゃい子が、日本語を読む練習にもなるしね。

どんな文かっていうのを C のページからご紹介すると・・・

Ce matin Pilou a envie de courir la campagne, avec son petit ami, Capucine le renard.
けさ、ピルーは小さな友だちのキツネのカプシーヌといっしょに野原を走りたいと思いました。

Un commerçant les y conduit avec sa camionnette.
お店のおじさんが小さなトラックで2人をつれて行ってくれました。

ね、あなどれないでしょ?

こんなかんじの文章がひとつのアルファベにつき7〜10こ、かわいいイラストといっしょに紹介されているの。

お値段 2.000 yens でこのボリューム、絵本としてもフランス語を読む練習の本としても、ぜったいオススメです♪

そうそう、60〜70年代のフランスの子どもたちは、この本を書いた(文・イラスト)アラン・グレの絵本でフランス語を勉強していたんだって!

ただ、母国語としてのフランス語だから、日本の子どもたちがこれでフランス語を覚えるのにはかなり無理があるかも。

気になったひと、絵本が好きなひとは本屋さんでのぞいてみてね。
きっとそのまますぐレジに向かっちゃうはず♪

しゃるろっとさんのブログ Comme d’hab ! で彼についてのことがもっとくわしく読めるよ。
あそびに行ってみてね!

こちらの ALAIN GRÉE オフィシャルサイトでは、彼のイラストや作品たちをたくさん見ることができます。

ベルギーに拠点をおくフランス雑貨やキャラクター・グッズのお店 RicoBel さんが運営してらっしゃるのかな?

こちらのサイトも見ごたえじゅうぶんですよ!

じゃ、また明日!
À demain !!