コンヴェルサスィオン – 中級フランス語会話へのステップ

Bonjour !!

今日は、ひさびさにオススメの会話集をご紹介。

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フランス人講師のあいだでも定評のある Didier 出版のもの。
だいぶ前にもこの出版社の「フランス語コミュニケーションの方法」という会話集をご紹介しました。

今回のは、この「フランス語コミュニケーションの方法」よりもっと新しくてくだけた表現がたくさん載っています。
(著者はちがいます!)

そして、これは CD つき。
「コミュニケーションの方法」でも CD つきのものが出ましたが、日本では入手困難、カセットセット版のように日本語訳がついているものも見つかりませんでした。

ジャケ買いが得意なわたしには、ちょっと表紙のベタな写真と日本語タイトルがイヤだなぁ・・・なんて買うときに躊躇したんだけど、カバー取っちゃえばフランス語でタイトルが書かれてるし。(↑↑↑ かなり見栄っ張り♪)

中の色づかいやフォントも、とってもオシャレで感激!
って、みなさんが知りたいのは、肝心の中身ですよね・・・。

構成はまったくちがうけれど、本書の中では説明も会話もすべてフランス語のみで書かれているのは「コミュニケーションの方法」と同じ。
会話の日本語訳だけが別冊でついているのも同じ。

フランス語の読めるかたなら、さまざまな状況(お礼をいう、誘いを断るなど)に分けられた表現の数々、同じ意味をあらわす類似表現と例文、微妙なニュアンスのちがいからどれを選べばいいか、丁寧かくだけた表現か、ということが簡潔に説明されています。

会話も、CD に収録されているものは比較的長いですが、ここに載っているものは、ちょっとしたやりとりから1ページにおよぶくらいの長いものまで、さまざまです。

フランスの教育システムなどの興味深いコラム、手紙やはがき・公的文書の書き方、などもおもしろいです。

「コミュニケーションの方法」では前編が例文、後編では会話がずらり、とはっきり構成が分かれていましたが、この本では、例文・ダイアログ・コラムはテーマ別に並べられていて、例文を見たあとにすぐダイアログを読めるので、わたしは気に入っています。

まあ、前のものはそれはそれで、会話は会話ですべてまとめられていて読みやすかったのですが、どちらの構成がいいかは好みの問題かな。

巻末には、フランス語・ドイツ語・英語・スペイン語・日本語の基本表現別インデックス付き。
これは、とっても親切!