Se Découvrir / Se Déshabiller / Enlever ・・・ 脱ぎ方くらべ。
Coucou !
Comment allez-vous ?
今日は、フランス語の「脱ぐ」という表現について。
(「着る」もやってないのにいきなり脱いじゃうところがいかにもこのブログっぽいね♬)
Se déshabiller
Enlever qqc
をひとつずつ見てみましょう。
SE DÉCOUVRIR
これ、ざっくりいうと couvrir「おおう、かぶせる」という動詞に dé(s)- という接頭辞(どかす、分ける、否定や逆のことをあらわす)をつけたもの。つまり「(おおっているもの・かぶっているものを)どかす」ということばです。
Découvrir という動詞は、英語の DISCOVER にあたります。
「発見する、明かす、気づく」のほか、「露出する、さらけ出す」なんて意味もあります。
これに se「自分を」をつけてあげることで、「脱ぐ」とあらわせます。
でもこれ、わたしがよく聞くのは、「脱ぐ」場合より se couvrir「暖かくする(厚着する)、着込む」のほうをつかったこのかたち。
クゥヴるトワ ビヤン.
「ちゃんと(厚着して)あったかくするのよ。」
それを「薄着するな」にしたのが、こないだの
なんですね。
SE DÉSHABILLER
これが、わたしが恥ずかしいまちがいをした「脱ぐ」。
まず、dés- をとったかたちから見てみましょう。
ちなみに s’habiller en …(無冠詞の名詞) で「○○の格好をする、・・・に変装・仮装する」 (= déguiser) なんて表現もできます。
つまりこの逆が Se déshabiller… といいたいところですが、これは前にもお話ししたとおり、「完全に脱ぐ」こと。
お医者さんでよく Déshabillez-vous. といわれますが、これはたいていの場合、下着以外はぜんぶ脱いでください、という指示です。
ENLEVER
最後のこれはカンタン。
英語の to remove, to take off つまり「取り去る、除去する、はずす」という脱ぐです。
おんルヴェ セショスューる
「靴を脱ぐ」
と、「誰々の」という所有形容詞とともに「何を」脱ぐかいってあげないといけません。
じょんレーヴ メショスューる
「ぼくは靴を脱ぐ。」
のように、一人称単数・二人称単数・三人称単数/複数の活用形では「おんルヴェ」の音から「おんレーヴ」に変わることに注意。
なんか今日の終わりかた、とっても投げやりな気がしないでもないですが・・・まいっか。
それではまたね。
A très vite !!!