Point d’exclamation ・・・ びっくりマーク!
Coucou !!!
今、ブログのお引っ越し作業を進めています。
いつまでも応急処置のままで置いとくわけにもいかず、それにしても現行のタグとコードでは余計なものが多くて重くなる。
さらに、ネットの世界は技術もモードもどんどん変わるので、すっかり取りのこされていました。
なにしろ、もともとのサイトが2002年誕生で、さらにブログをはじめたのが2006年、その12年間お引っ越しを6回ほどくり返しているので、サイト自体がもうパッチワーク状態・・・。
もう使えないタグとか、昔の流行りで書いたコードとか、あちこちにちりばめられてて。
しかも、現行のシステムが、これまた重いんです。
そしてわたし、ヘンなところで改行するクセがあるんですね。
自分のスマホで確認したら、画面の幅が変わることでレイアウトがくずれて、見にくいのなんのって!
どうにもならないので、システムまるごときれいにしちゃおうとしたら、アップグレードが10万円近く(!!!)かかるらしい。
それはいくらなんでも、師匠がいうところの
Ça fait mal aux fesses !!!
サフェ マローフェス !!!
「尻がイタイ!!!」
(それはわたしの尻を痛めつける= 経済的な打撃が大きい)
なので、乗り換えを決めました。
新しいシステムで書いた記事、これが読みやすい!!!
デフォルトで、レスポンシブデザイン(ひとつのコードでPCでもスマホでもタブレットでもきれいに見える)が装備されてますから、楽チンです♬
ただ、上のような事情で記事を1件1件読みながら書き換えているので(赤くみえるところとか、ふとくみえるところとか、改行位置とか、すべてお直し!)えらく時間がかかっております・・・
気長にお待ちください。
さて、前置きが非常に長くてゴメンナサイ。
今日は、とってもささいだけど、気になるひとには気になっちゃう話題。
フランス語の中での「符点」つまりは、ピリオドや、本日の前置きで連打したびっくりマークなどについて。
符点のことは、フランス語で
ル ポワン
といいます。
「符点」をまとめて表すだけではなく、は単に「ピリオド」のことも指しますし、「符号(点をともなったもの)」つまりコロンやセミコロンのことも指します。
以下、符号や符点の読み方です。
アン ポワンダンテろガスィョン
「疑問符」
Interrogation とは、「質問」や「問いかけ」などの意味。
動詞は interroger です。
アン ポワンデクスクラマスィョン
「感嘆符」
Exclamation とは、「叫び声」や「歓声」などのこと。
デゥーポワン
「コロン」
これは、見た目そのままですね。
師匠に訊いたところ、こちらは定冠詞も不定冠詞もつかず、「不変」なのだそう。
アン ポワンヴィるギュル
「セミコロン」
Virgule とは、カンマのこと。
アン ポワンドゥスュスポンスィヨン
「中断符」
中断符とは、… のことですね。見えるかな?
Suspension とは中断・宙吊りの状態のこと。
「サスペンス」などもここからきていますね。
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さて、話している途中で
なんていわれたら。
これは「以上です。」(もう何も話すことはありません。)という意味。
相手はそこで話を締めたいか、それ以上話したくない(=怒っている場合もある)という意思表示です。
フェードアウトする・したい場合や考え込んでしまうときは
ポワンポワンポワン・・・
と師匠はいいます。
これはフランス標準なのかな?
そしてわたしが、あることを学んで以来、とても気になるのが・・・(ポワンポワンポワン・・・)
フランス語と英語での、point d’interrogation と point d’exclamation もっといえば、ほかの符点、コロンやセミコロンの置き方なの。
置き方?
そう、このふたつの言語では、符点の置き方がちがうのです。
Hello! How are you?
分かりましたか?
そう、フランス語の場合、単語と符点の間にはスペースがはいります。
英語の場合は、ぴったりくっついてますよね?
英語に慣れたあとにフランス語を学んだひとは、ちょっとびっくりかもね。
この原則は、コロンやセミコロンをつかう場合でも同じ。
コロン、セミコロンと後ろの文のあいだはどちらの言語でもスペースを入れますが、前の文とはフランス語ではスペースを入れ、英語ではくっつきます。
フランス人でも、英語をつかう習慣があるひとなんかは、フランス語を書くときでもくっつけて書きます。
ちなみに。
師匠の弟、Benjamin にいわせると、日本人がよく書く「!!」(びっくりマークふたつ)はフランス語に置き換えるとおかしいんだって。
昔、自分で書いた仏文を Benjamin に直してもらったことがあるのですが、彼はわたしの書くフランス語の中の「!!」が気になったみたい。
「これはぼくには奇妙に見える。Point d’Exclamation は、ひとつかみっつにしたほうがいいよ。」
と教えてもらいました。
これもフランス標準なのかな・・・みなさんはどう?
符点や句読点の読み方なんてどうでもいいと思ってたんだけど、これって dictée ディクテ(書き取り)するときには必要になってきます。
10年住んでもフランス語のオフィシャルなメールをひとりで書けないわたしは、師匠に文章を作ってもらって、それを聞きながらタイピングしていくことが多いので、そのときに覚えたのです。
まだ登場してない句読点もあるから、また次の機会に。
ではね。
A bientôt !