LE TRAVAIL は「拷問」だった?

Coucou !!

やったぁー!!!!
みなさんありがとうー!!

UN GRAND MERCI A TOUT LE MONDE !!

昨日の夜、5万ヒットに達したみたいです♪
師匠にいわれるまで気づかなかった andouilleKiKi ですがこれからもどうぞどうぞよろしくお願いします☆

♪♪♪ MERCI ENCORE MILLE FOIS ♪♪♪

ところで最近、わたしがやたら語源やことばの起源に興味を持っているので、師匠がフランスからおもしろい本を送ってくれました♪

Les Origimots という本なんだけど、そのことばがどういう経緯でその意味をもつようになったのか、どこの生まれだとかいろんなことが分かりやすく書いてあって楽しーい!!

なので、ちょっとずつご紹介していこうかな、とおもってます♪

さて・・・今日は le travail「仕事」ということばについて。

このことばはきっと誰でもしってるよね。
日本にもずっとまえから『とらばーゆ』っていうお仕事探しの情報誌があるもんね。

このことば、もともと la torture「拷問」からきてるんだって!
まあ・・・分からなくもない。

中世では、travailler quelqu’un とは「誰々を働かせる」なんて意味じゃなくって、「誰々に苦痛を与える」ことだったんだって・・・
でも、なんのために?

なにかを avouer「白状する」よう仕向けるために mettre à la torture「拷問にかける」の。

Torture とは動詞 tordre「ねじる、よじる」からきてます。
なにを TORDRE ?? こわ〜い!!

Travail とは、3つの杭で構成された古代ローマの拷問器具 trepalium(ラテン語)から来ているそう。

この「痛み」の意味から、le travail d’enfant という、出産のときの女性の苦痛・痛みなどをさすことばがのこったんだって。

それでもすこしずつ、だいたい15世紀あたりになると activité「活動・仕事 etc.」の類語になりました。
まだその頃は「つらく苦しい」activité をさしていたみたい。

それからは、今わたしたちがつかっているように、「なにかを生産する」方向の activité を意味することばに変わっていったそう。

だから、いま le travail といえば喜びすら感じることもできるけれど、それにしても人生最初の le travail といえば「学校でのお勉強」・・・。

やっぱり la torture のなごりがある思わない?

だって!

ちなみに「なごり」としたけど、原文では arrière-goût 「後味」となってました♪