カバちゃん。
うちの父の趣味は、競馬なんですが、競馬のことを les courses des chevaux といったわたしに師匠が訂正、les courses hippiques レクルスズィピック ということを教わりました。
「え?でも、hipp- とくれば『カバ』じゃない?」と単純に思ってしまったわたし。
フランスでは、カバのことを hippopotame イポポタム といいます。(英語では hippopotamus だよね?)
で、「カバ・レース?」とたずねたら、「ちがうよ、hipp(o)- はギリシャ語で『馬』の意味だよ」
知らなかったー!!
Hippopotame って、cheval de rivière 「河の馬」っていう意味なんだって!
そう、日本語でも、カバは『河馬』と書きますね♪ 学名とかいうことからすれば世界共通で当たり前なんだけど、なんだか、そんな共通点にもとっても嬉しくなっちゃいました♪
ちなみに『河馬』って日本語は、ドイツ語名 Flusspferd の訳語だそうです、広辞苑より。
それにしても、肝心の馬からは hipp(o)- が消えて、「カバ」のほうはのこってるなんて、おもしろくない?