たばこ・・・吸ってもいいですか?
さて・・・
嫌煙者のみなさん、ごめんねー♪
かなりヘビー・スモーカーなわたしは、このことについて書きたくてしょうがなかったの!
たばこを吸う、という動詞は fumer フュメ です。
わたしのように、プカプカひっきりなしにすうひとは
ジュフュム コムアンポンピエ
「わたしはヘビー・スモーカーです。」
(直訳:わたしは消防士のように吸う)
なんていいましょう。なんで消防士?
ほかにも、今辞書で調べたら、
フュメ コムアンサプール
「工兵のように吸う」
fumer comme une locomotive
フュメ コムユンロコモーティヴ
「機関車のように吸う」
なんてのがあったり・・・
機関車のように、って想像できておもしろい♪
「ヘビー・スモーカー」という名詞は
アングランフュムール
un gros fumeur
アングロッフュムール
ちなみに、「喫煙者」という名詞は
アンフュムール
une fumeuse
ユヌフュムーズ
でも、フランスではたばこ、むちゃくちゃ高いです。
日本の3倍から4倍近くします。
行く前に、減煙しないと・・・
いまは日本でもフランスでも、喫煙者としては肩身が狭いです。
以前は電車でも飛行機でも
Fumeur
フュムール「喫煙者・喫煙席」
Non-fumeur
ノンフュムール「禁煙者・禁煙席」
が選べたのに、もう Non-fumeur オンリーだものね。
パリまでは飛行機の直通便でも12時間、
乗り継ぎで韓国や中国で乗り換えてもそこから12時間、
Non-fumeur はキツイです・・・
それにしても、たばこを吸うときにはひとこと断るのがマナー。
いちばん簡単で短いのが
Puis-je fumer ?
ピュイジュフュメ?
「たばこを吸ってもいい(ですか)?」
puis は動詞 pouvoir の活用形ですが、これをつかえるのは
上の文のように、「倒置疑問文」のときだけ。
逆に「倒置疑問文」で Peux-je とふつうの活用形を
つかうことはできないので気をつけて!
疑問文のつくり方については、以前の記事でちょこっと書いたんだけど、
あらためて基礎編でやったほうがよさそうですね。
さて、est-ce que 〜 ? という疑問詞をつかって。
エスクジュプーフュメ?
「たばこを吸ってもいい(ですか)?」
こんどは、ちょっぴり相手を気づかって・・・
サヴデランジュ スィジュフュム?
「わたしがたばこを吸ったら、ご迷惑でしょうか?」(直訳!)
Ça te dérange pas si je fume ?
サトゥデランジュパ スィジュフュム?
「たばこ、吸ってもかまわない?」
(直訳:わたしがたばこを吸うことは、迷惑にならない?)
上の例文の VOUS と TU のつかいわけは気にしないで。
平叙疑問文と否定疑問文の比較をしたかっただけです。
でも、否定疑問だと、「いいでしょ?」っていってるみたいで。
たばこを吸わないひとも、キライなひとならなおさら、このフレーズは覚えておいたほうがいいと思います。
こうやって質問されること、あるでしょうから。
サヴデランジュパ スィジュフュム?
「たばこを吸ってもかまいませんか?」と聞かれたら、
ノン、サムデランジュパ。
「いいえ、かまいませんよ。」
Non, pas du tout.
ノン、パデュトゥー。
「いいえ、全然(かまいません)。」
Mais non, je vous en prie.
メーノン、ジュヴゾンプリ。
「とんでもない、どうぞどうぞ。」
合わせ技も OK です。
逆にイヤなら
スィ、アンプー。エクスキュゼムワ。
「ごめんなさい、それはちょっと・・・。」
今日のフレーズたちも、あとで音声つけますね。
次回は、たばこにかんする単語や表現をご紹介します。