いろんな「だいじょうぶですよ。」

Coucou !!

さて今日は、謝られたときの「いいんですよ。」なんて表現を。

Ce n’est rien.

「なんでもありませんよ。」

これは、その過失自体が「なんでもありませんよ」という表現。
話しことばでは ne が省略されてこうなります。

C’est rien.

こんどは

Ça fait ・・・.
「それは・・・させる、・・・にする、・・・を生じさせる」

なんていいまわしをつかって。

Ça ne fait rien.

「大したことではありません。」「別にかまいません。」

いちばんよくつかうのが、これ。

C’est pas grave.

「大したことじゃありません。」

その過失が深刻ではない、といってるわけだけど、たとえば相手がものすごく気にしちゃってるとかで、「大したことじゃない」のを強調したいときには Pas du tout.「全然」をあいだにいれてあげて、

C’est pas grave du tout.
「全然大したことじゃありません。」

さて、こんどはその過失は「もう過ぎたものだ」という表現。

C’est oublié.

「もう済んだことです。」

相手に非がない、「きみは悪くないよ」といいたいなら。

C’est pas ta faute.

「きみのせいじゃないよ。」

Vouvoiement の相手には

Ce n’est pas votre faute.
スネパヴォトルフォートゥ
「あなたのせいではありません。」

以前にもご紹介した「気にしないで。」

Ne t’en fais pas.

「気にしないで。」

Vouvoiement の相手には

Ne vous en faites pas.
ヌヴザンフェットゥパ
「気になさらないでください。」

いろいろニュアンスのちがいとかも説明しちゃったけど、とにかく大切なのは感覚でおぼえること。

「ごめんなさい!」っていわれたときに、「・・・(えーと・・・)。」ってなっちゃうことがないように、すぐに「だいじょうぶですよ!」って答えられるよう、なんども声に出していってみてくださいね♪

今日のフランス語単語・重要表現

* rien : なにも〜ない

* fait : faire 三・単・直・現

* grave : 重大な、深刻な

* oublié : oublier「忘れる」過去分詞

* ta : きみの(子音で始まる女性単数名詞を形容)
* votre : あなたの、あなたがたの、きみたちの(男女単数名詞を形容)
* faute [n.f.] : 過ち、ミス

* t’en : te + en
* fais : faire 二・単・命・現
* faites : faire 二・複・命・現
s’en faire =「気にする、気に病む」