単語のアクセント。
Coucou !!
今日もまた、アクサンに迷わないための土台をつくっていきましょう。
さて、今回は文字ではなく「ことばのアクセント」
つまり、ひとつのことばの中でどこを強く、または長く発音すればいいか・・・について。
アクサンのつけかたを知りたいだけなのに、どうして e の発音を復習したり、ことばのアクセントを勉強しなきゃいけないの?
発音のアクセントは、文字のアクセントと区別するために「強勢アクセント」accent tonique(アクサン・トニック)とよびます。
その部分を「高く」発音したり、長母音や半長母音、つまり「長く」発音したり、「強く」発音したりするわけ。
それがフランス語らしいあの流れるような響きを生むのですね♪
単語においての強勢アクセントは、文中でどの位置にあるかによっても変わってしまいます。
だから、単語の強勢アクセントをひとつずつ覚えても、あまり役には立たないんだけど・・・
基本を覚えておくと、いろいろ役に立つよ。
とくに、アクサンをつけるのには、必要だと思います。
そんなにややこしい決まりはないしね。
では、さっそくいきましょう♪
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
フランス語では、単語の強勢アクセントは最後の音節におきます。
tomber トンベ「落ちる」
soif スワーフ「(のどの)渇き」
beauté ボーテ「美しさ」
ただし、語尾の e は発音しないので、強勢アクセントはひとつ前の音節にうつります。
tomate トマートゥ「トマト」
photographe フォトグラーフ「カメラマン」
単語の中のアクセントの決まりごとはこれだけ。
簡単でしょ?
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
つぎは、「長母音」voyelles longues について。
長母音とは、母音を長く発音することです。
アクセントのある閉音節にある母音のみ長く発音します。
鼻母音 (an/am, en/em, on/om, in/im etc…) もおなじ。
閉音節、覚えてる?
子音でおわる音節のことです。
(母「音」が「閉」じ込められてる、と覚えるといいかも)
intérieur アンテリゥール「内部の」(男性形)
ここでも、語尾の e は発音しないので、前の音節の母音はのこった子音とくっついて閉音節になるのね。
なんだかよく分かんない説明だけど、例を見て!
novembre ノヴァーンブル「11月」
とくに、母音のあと(つまり語尾)に
-ve [ヴ]
-vre [ヴル]
-ge [ジュ]
-se [ズ]
がつづくときは、もっと長く発音します。
négative ネガティーヴ「否定的な」(女性形)
Louvre ルーヴル「ルーヴル」
nuage ニュアージュ「雲」
curieuse キュリゥーズ「知りたがり」(女性形)
つまり、アクセントのない母音や、アクセントがあっても開音節の母音は長母音になりません。
important アンポルターン「重要な」
santé サンテ「健康」
projet プロジェ「計画」
開音節とは、母音でおわる音節のことだったね。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
さあ、どう?
文字のアクサンとは関係なくしても、この強勢アクセントは覚えておくといいよね。
でも、強勢アクセントも長母音も、文の中になると、それぞれの単語のルールよりも「文の発音」のルールが優先されるから、つぎの機会にしっかりやりましょう。
アクサンの説明がおわったら・・・ね♪
じゃ、素敵な日曜日を!
Bon dimanche !!