フランス語らしく話す ・・・ Nº3 聞こえない子音

Coucou !!

今日はウチのおじょうさん、ひさびさの高熱で寝込んでおります。
病気するとみぃーんな赤ちゃんになっちゃうのね・・・。
ものすごぉく注文の多い料理店で、ママちんどんはてんやわんやです!!

みなさん、コメントどうもありがとうございます♪
お返事は夕方に書きますね。ゴメンナサイ!

さてさて、今日は会話の中で聞こえない子音についてです。

といっても、発音はされているけれど、母音 E がおとされ子音が短く弱くなってしまって聞こえづらい音のこと。
自分で発音するのはちょっぴりムズカシイけれど、練習して慣れちゃったら、フランス語らしく聞こえてくるよ♪

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さて、発音はされているけれど、母音 E がおとされ、子音が短く弱くなってしまって聞こえづらい音・・・とは?


Galette des rois
「ガレット・デ・ロワ」

音を聴いてみると、ギャレットの「ト」がほとんど聞こえませんね。

これは、この galette の中の t の音が e がおとされたあとに弱くなってしまい、さらにあとにつづく des の中の d の音と同類の子音なので、t’d となる発音が同化し、とても聞こえづらくなってしまう現象。

ほかにも同類の子音には

B / P
C / Q / K
F / V
G / J / CH
S / Z

などがあります。

まったく同じ子音がつづくときでも、前回おはなししたように e がおとされたあとの子音は弱く無声になるので、上のような現象が起こるのです。

それでは、例文を見ながら音声をよーく聴いてみてね。
前回のレッスン、無音の E も出てくるから、今日のはちょっぴり聞き取りにくいかも。


Ces tasses sont fragiles.
「これらのカップはもろい。」


Regarde dans ta poële !
「フライパンの中を見て!」


Arrête de parler la bouch’pleine !
「口にものをいれたまましゃべるなよ!」


Ça tombe bien !
「ちょうどいい!」


Je n’te trompe pas.
「浮気してないよ。」


Elle lui a parlé d’son école.
「彼女は彼(女)に学校の話をする。」


J’la trouve vraiment belle.
「ぼくは、彼女は本当にキレイだと思うよ。」


Je m’suis marié avec Camille.
「ぼくはカミーユと結婚した。」


C’est l’pire roman qu’j’aie lu.
「これはぼくが読んだ最低の小説だ。」

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今回は師匠の録音なので、どれもナチュラルスピードです。
よく聴いて実際の音に慣れてみてね♪

きっと、くり返し注意して聴くことで、フランス語の音のしくみが耳で理解できてくると思うよ。

今日はひさびさに Podcast でも配信しようかな・・・

じゃ、たぶんまたあとで!
À tout à l’heure, peut-être !!

フランス語らしく話す ・・・ Nº1 母音 E の省略
フランス語らしく話す ・・・ Nº2 母音 E が消える場所