フランス語の発音。

ちょっと問題発生。
「今日のひとこと」を録音できずにいます。。。

なので、今日はちょっと、音声ファイルづくりの裏話と、自分の発音について最近気づいたことを書こうかな。

まあ、興味のある方は読んでみてください。

まず・・・

ご紹介したい表現のリストは、師匠がよくつかう表現、フランスに行ったときにともだち同士でよく耳にした表現、師匠のまわりのみんなの口グセなどをもとに、もう3ヶ月ぶんくらいできてます♪

似てるんだけど、微妙にニュアンスのちがう表現をつづけてみたり、同じ単語をつかっていろいろな表現を並べてみたり、なに気に前回の表現への応答にしてみたり・・・

で、だいたいわたしがちっちゃなエピソードを考えて、自分で書ける範囲のフランス語でシナリオを書き、師匠にそれを送って

*できるだけ à la française(フランスらしい感じ)
*できるだけ naturel(le)(自然な感じ)
*できるだけ courant(e)(日常的な感じ)

言い回しやあいづちなどを修正してもらってます。
そこからまた新しい表現も覚えたりして♪

MP3 をつくるとき・・・

まず師匠がとおしで全部のセリフを録音したものをもらって、聴きまくってイントネーションと音を覚え、いいまくって噛まないように、自然にいえるように練習してから、QuickTime で自分のパートを録音して、つなぎあわせます。そして、音量や間合いなどの微調整。

そのままだとアップできないので、いったん iTunes に読みこみ、そこから MP3 をおこしてます。そうして、自分のサーバーにアップしたらやっとできあがり。

ちなみに、どういうわけかわかりませんが、ブログにアップすると、音がおそくて野太い声になっちゃいます。実際に iTunes で聴くときと、全然ちがうの。どうして?

で、録音していて最近気づいたこと・・・。

機材のちがいやアプリのちがいもあるのかもしれないけど、師匠の発音には、ほとんどまったく雑音がはいってない。

わたしはといえば、特定の音にだけ、ショワショワ〜とか、ザザッとか、プツッとか、くちびるの破裂音とかが入っちゃうんです。

よほど気をつけないと、師匠のとつなげたときに、わたしのフレーズだけそんな音たちが聞こえることになる。

それで何度も録音を繰り返すわけなんですが、どうも P, F, T, D, J, S, CH がダメらしい。どうしても、摩擦音や破裂音がはいっちゃう。

今まで発音には(日本人にしては)それなりに自信があったのに、フランス語と日本語の音は、英語と日本語のそれよりもだいぶ近いからそれほどむずかしくないって信じこんでたのに、自分の発音を録音してみて初めて分かりました。

日本語は、口の中でいろいろ動かさずにくちびるや口の前のほうだけで発音している気がします。のどに近い部分をつかったり、舌を奥にひっこめたり口をすぼめたりの発音って、あまりないでしょ?

くちびるや舌やほっぺ・あごの位置・形・動かし方で、こんなにも音が変わるものかとびっくりします。

でも、不思議と、まったく同じ環境で日本語を録音しても雑音はぜんぜんはいりません。つまりは、わたしは日本語の口の動きでフランス語を発音してた、それで、よけいな摩擦音やらがはいっちゃうのでしょう。

ちなみに、師匠はパリに住んでもう10年になるけど、それまでは生まれも育ちも ToursPoitiers の中間くらいなんですね。Tours とその周辺の地方(つまり師匠の故郷)といえば、おともだちによればフランスの中でもいちばんきれいにフランス語を話すのだそう。

みなさんが、フランス語をきれいに発音したくて、もし録音できる機能をお持ちでしたら、自分のフランス語を録音して聴いてみることをおすすめします♪

では、よい週末を!
Bon week-end !!