蚤の市のフランス語。N°1 古物市の種類 その2

Coucou !
Comment ça va ?

おとといから顎関節炎がひどくて、ヨーグルトしか食べられずにいる KiKi がお届けします♪

さて、市ではないけれど、古物といえばわたしの大好きなこれ。

Emmaüs

(固有名詞なので冠詞はつけません)

Emmaüs とは、救世軍のような慈善団体、Emmaüs のお店は救世軍バザーのようなところといったら分かるかしら。

Abbé Pierre という神父さんが考え出した、家や仕事のない貧しい人たちを救援するためのシステムで、一般のひとびとから寄付された日用雑貨や洋服、家電製品や家具などを修理したり売ったりして運営されています。

仕事のない人たちはエマユスで働いたり、壊れた回収品を売れるように修理したりして収入を得ているのだそう。

フランス各地に存在するエマユス。
Brocante よりも marché aux puces よりもさらにさらにさらに安く、いろんな種類の掘り出しものが見つかります。

次は、わたしと師匠がよく家具を仕入れるのがここ。

un dépôt-vente

これはリサイクルショップのこと。
一般のひとが不要品をもっていくと、いわゆる「委託販売」してくれるのです。
複数では des dépôts-ventes になります。

そして、女の子が大好きなのが「バーゲン」。
フランス語ではこういいます。

des soldes

なぜここでご紹介するかというと、蚤の市やブロカントでも、こんな札が出ていて安くなっているときがあるからです。
ワゴンやカートに SOLDES の札が貼ってあって、ワゴンセールをやっていることも。

そのさらに上をいくのがこちら。

  une grande braderie
  

日本語でいうと「大バーゲン」「大売り出し」って感じかな?

Emmaüs では回収品がたまりすぎると不定期にこれをやるのです。
1€ / kilo(1キロ当たり1ユーロ)なんて貼り出されていて、要は量り売りなのです!
わたしはガラクタもふくめ古物が大好きなので、いつも5〜10キロ買ってしまいます♪

蚤の市のはじまりに関しては、鹿島茂さんの本から得た知識を、このブログの「蚤の市のはじまり。」でご紹介しています。

KiKi の蚤の市での掘り出しものやエピソードなどは

につづっています。
興味のあるひとはのぞいてみてね♪

蚤の市のフランス語。N°1 古物市の種類 その1(音声付き)
蚤の市のフランス語。N°2 蚤の市用語(音声付き)
蚤の市のフランス語。N°3-1「これ、おいくら?」
蚤の市のフランス語。N°3-2「もっと安くして!」