ウサギとムカデと歩く胃袋。

Coucou !!!
Comment ça va ?

「学校行かずにフランス語!」リニューアル以来、ぼちぼちマイナーチェンジをつづけているのですがだいじょうぶですか?
みなさん、ついてこられてます??

システムやデザインをさわりだしたら止まらないのよね、わたし・・・。
ふと気になると、すぐにあれこれいじっちゃう♪

実はわたくし、転業しまして、今は WEB 構築のお仕事をしております。

といっても artiste であることを辞めたわけではありません。
WEB 制作はとっても楽しいし、クリエイティヴなお仕事です。
そうだ、これからは créatrice(男性形は créateur)と名乗ろう。

さて、HTMLCSS, JavaScript などというものを操って WEB ページをコーディングし、サイトを構築していくわけです。

デザインを見ながら、その通りのページを WEB 上に実現していくんですね。

日本では「コーダー」とか「マークアップエンジニア」と呼ばれる仕事なのですが、フランス語では intégrateur / intégratrice というそうです。

プログラミングする人(プログラマ)のことを programmeur(今のところ男女同型が主)といいますが、わたしはシステム構築などはできないので programmeur ではありません。

Graphiste(グラフィックデザイナー)にも憧れますが、「二兎を追う者は一兎をも得ず」。
フランス語では

Il ne faut pas courir deux lièvres à la fois.

今でもつかえるけれど、古い表現なんだって。

Lièvre は野ウサギのこと。
Courir は走るって意味で主に使われるけど、ここでは(獲物を)追いかける、の意味。
「二羽のウサギをいっぺんに追いかけてはならない」、日本語とほぼ同じ。

ウサギを「二羽」と数えたけれど、こないだともだちとのおしゃべりから覚えたこと。
どうしてか知ってる?

その昔明治時代まで、仏教の教えから四つ脚の生き物は食べてはいけなかったんだって。

でも、食べるものが少なくて困った人たちは「ウサギの耳は羽だ」とか「ウサギは飛ぶ(跳ぶ、だけど)」とかなんとか屁理屈をこねてウサギを鳥に見立て、「一羽、二羽、三羽」と数えることにしたんだそう。

今では「一匹、二匹」が一般的らしいんだけどね。

ケモノの脚といえば jambe(人間の脚)ではなく patte を使います。
この patte にはおもしろい表現がたくさん。

à quatre pattes

「四つんばいで」

un saucisson à pattes

(脚のはえたソーセージ)=「ダックスフンド」

un mille-pattes

(千の脚)=「百足(ムカデ)」

J'en ai plein les pattes ! (= J'en ai plein les bottes !)

「歩き疲れてくたくただよー!」

そのほかにも、腕前や技量のことをいったり、くだけた会話や皮肉では、人間の手足や腕、脚のことを表したりします。
「ほおひげ、もみあげ」なんて意味もあるんだって!

あらら、職業のことを書こうと思ったのに話がだいぶそれてしまいました。

ちなみに、食べることが大好きでお料理がとっても上手なわたしのともだちは、フランス人のパートナーから

Tu n'es qu'un estomac sur pattes.

(きみは脚の上にのった胃袋でしかない)=「きみは歩く胃袋だな。」

と、いつも食いしん坊を皮肉られているそうです・・・悪しからず♪