フランスとフランス語とわたし

Coucou !
J’espère que tout va bien pour vous !!!

さて・・・フランス語についてなにを書こうか考えていたのですが、純粋なフランス語に関する記事を最後に書いたのは、実に3年と2週間前なんですね。

(そのあとは INDEX たちを更新したり、ChibiRu イベントのお知らせを書いたり・・・ 100%放置 ou 消去できなかった、往生際の悪い KiKi です♪)

なので、どう書いていたのか、なにを書いていたのか、どこまで文法やボキャブラリーなどを説明したのかなど、もはやすっかり忘れてしまったの。

とにかく、要所要所でフォントの色分けやサイズ分けを細かく設定していたので、どこにどのタグを指定していたのかまったく覚えていないんです。

だからもう、今まで書いたことはこの際 laisser tomber でゼロからのスタートにしたいなぁ・・・なんて都合のいいこと考えたりして。

まずは手慣らし口慣らしに、わたしの現在のフランス語レベルについて。

フランスに住んだらお勉強サボッてたって、イヤでもフランス語が上達するだろう♪
ネイティヴには生涯なれないにしたって、そこそこペラペラになれるだろう♪♪♪

・・・はじめはそんなふうにお気楽に思っていました。

でも実際に住んでみると、日常生活においてフランス語で自分を表現するだけでもう精一杯、正しいフランス語なんかまったく使いこなせていないんですね。

要は日本にいてもフランスにいても、どこにいても努力は必要だってことです・・・。

むしろ日本にいたときの方がフランス語にどっぷりハマッていたし、いろんなコンプレックスとか大好きなフランスの空気を感じていたいという思いから、フランスやフランス語を知りたい、なんでも確かめたいという欲求がとっても強くて、ものすごい勢いでたくさんの本を読んだし、たくさんのフランス語を聴いたし。

このブログに音声スキットも載せていたし、Podcast もやっていたから、発音の練習何時間もしたり、ラジオやフランス語の CD 流しっぱなしだったり、総合的に今よりぜんぜんフランス語に触れていた時間が長かったと思います。

今はめんどくさい書類やメール、手続きなどは全部師匠に任せっきり。
発音や文法のまちがいも、意思の疎通ができていればまったくお構いなし。
解り合えるならジェスチャーあり・日本語あり英語ありの片言フランス語に停滞どころか逆戻り、まったくの体たらくです・・・。

ただひとつ、進歩したと胸を張っていえること。
それは、“Compréhension orale” です。

家族やともだち同士の会話とか、映画とかニュースとかドラマとか、お買い物に行った先のお店の人とのやり取りとか、メトロとか道ばたとか、イヤがおうにもフランス語が聞こえてくる環境ですからね。

フランスに来てかれこれ2年半も経つのですから、ここさえできずにいたらわたし、もう日本に帰った方がいいといわれそうですね。
だって、ここでいろいろエラそうなこと書いてきたんだもの。

でもまだまだ、話されていることばは聞き取れても、その単語の意味がまず分からなくて話の趣旨がちんぷんかんぷんだったりします。

1対1の会話なら迷わず質問しますが、みんなで話している場合、流れによっては話の腰を折ってしまうことがあるから遠慮してしまいます。

フランス生活にも慣れて、仕事も安定してきた今だから、自分のフランス語をもういちど見直してみたいと思ったのです。

数年間迷いつづけてきたブログシステムのアップグレードもできたことだし、「学校行かずにフランス語!」を、KiKi のお勉強ノートとしてまた始めたいと思います。

ただ、以前は全力疾走しすぎて家のことが全然できず日常生活に支障が出たり、収入ゼロなのにレビューを書くための教材を買いあさったり、家族や師匠に迷惑をかけてばかりだったので、今度こそゆっくり、のんびりじっくり自然体で進めていきたいと思います。

さて、次回はなにを書こうかなぁ・・・なんて、実はもう article 書いて録音もしてあるの♪

ひさびさの音声つきレッスン、お楽しみに!!!
À très bientôt !

* laisser tomber = (レッセトンベ)見捨てる・習慣などをやめにする・放り出す/(うっかり)・・・を落とす

* compréhension orale = (コンプレあんスィヨン・オらル)聴解力・リスニング
compréhension [n.f.] : (コンプレあんスィヨン)理解・理解力
oral(e) [adj.] : (オらル)口述の/経口の
* article [n.m.] : (ここでは)記事