ルゥからの手紙

フランス語の歌はほとんど聴きつくしていますが、比較的最近のものが聴きたくて探していたところ、Coralie Clément のこのアルバムを見つけました。

大好きな Keren Ann の元プロデューサー、Benjamin BIOLAY の実妹ということで、興味津々で入手し、聴いてみたら、予想以上でした。

Benjamin のプロデュースの才能は抜群で、いつも歌い手の個性や声質を十二分に生かした作品で、本当に尊敬するのですが、このアルバムでは、身内だから知り過ぎていていろいろ試してしまったのか、どこかで聴いたことがあるような曲・歌詞が多いように感じます。制作過程も加担しているのでしょうが・・・

それを差し引いても、彼女の声、歌い方には天性の魅力が備わっているようです。まだ汚れを知らない子供の頃のような透明な声、自分だけに秘密を打ち明けられているようにドキッとするウィスパーヴォイス。

どちらかというと、しっとり歌う彼女より、3. Ça valait la peine のように早口でいたずらっぽく歌う彼女が好きです。かわいい女の子らしい詞も彼女に似合ってますね。この曲は、結構使われてるので聴いたことがある人も多いのじゃないかな?

とにかく、日本人好きのするアーティストだと思います。わたしは「いかにも」なウィスパーヴォイスは好きじゃないのだけど、このアルバムはかなり気に入ってずっと聴いていました。