
いろんな「またね。」第1部
さて・・・今日は別れるときのいろんなあいさつ。
これ、ひとつのエントリーにしたらめちゃくちゃ長かったので、3回くらいにわけてやりましょうね♪
まずはいちばんスタンダードなものから。
「さようなら」と訳されるこれの意味は、直訳すれば「また会う日まで。」
『次の表現と組み合わせて用いられることが多い』と辞書には注意書きがあります。
(「次の表現」たちは、第2部でくわしくやりますね♪)
オールヴワール、アトゥータルール。
「さようなら、またあとで。」
Au revoir, à demain.
オールヴワール、アドゥマン。
「さようなら、また明日。」
Au revoir, à lundi.
オールヴワール、アランディ。
「さようなら、また月曜日に。」
Au revoir, à bientôt.
オールヴワール、アビャントー。
「さようなら、またいつか。」
など・・・。
でも、これって必ずしもそうつかわれてないですよね?
生活レベル(階級?)によっても話し方がちがうっていうし、中流以上の人びととは話したことないしな。
ふだんともだちや同僚との会話では Au revoir. 自体あまりつかわないような・・・。
初めて会ったともだちでも、またすぐ再会できることを祈って、あとでご紹介する À bientôt. や、À très bientôt, j’espère. なんていっちゃいます。
つぎに、わたしはまだつかったことのない、これ。
「またお会いできたらうれしいです。」
つぎに、簡単でよく知られてるこれ。
「またいつか!」
直訳は「また近いうちに!」ですが、ほかの表現に比べたら「いつ」会うかはとても曖昧。
「まあ、また会えたら・・・」なんてかくされたニュアンスも。
もっと確実に、すぐに会いたい、連絡をとりたい、って場合には
「またすぐ近いうちに(お会いできるといいですね)。」
さて、最後に永遠のお別れ。
わたしは、男と女の「お別れ」の場でしか聞いたことがないけれど。
Adieu. の語源は à + Dieu, Dieu とはご存じだと思いますが「神」という意味です。
Adieu. のニュアンス、なんとなく感じとれますよね?
南仏では、これもふつうに Bonjour, Au revoir. の意味でつかわれる、って辞書には書いてあるけど本当ですか?
スペイン語なんかでは Adieu. と同じ語源の Adios. もふつうの「さようなら」だから、南のほうではそうなのかな・・・?
今日のフランス語単語・重要表現
* au = à + le
* revoir [n.m.] : 再会
* plaisir : よろこび
* bientôt : まもなく、近いうちに
* très : とても
* espère : espérer「希望する、望む、願う」一・単・直・現