Madame Machine ・・・ なんとか夫人。

Coucou !
Comment allez-vous ?

日本語では、人の名前が思い出せないとき「山本なんとかっていう俳優」といってみたり、物の名前が出てこないとき、言いたくないときは「アレ」といってみたりしますよね?

フランス語にも「なんとか」「なんちゃら」「なになに」なんていう単語が存在します。

C’est quoi ce machin-là ?

Qu’est-ce que c’est que ce machin ?

「これは何なんだ?」という意味で、この中の machin がその「なんとか」。

例えば。

フランスには、要らなくなったものを業者に委託して中古販売し、売れたら手数料を除いたお金をもらえる、というシステムがあり、会社も店舗もあちらこちらにたくさんあります。

その店舗名がほとんどが、CASH ということばをどこかに含みます。

Cash Converters
Easy Cash
Cash Express

という感じ。

で、師匠はそこでレトロゲームを掘り出すのが大好きで、ツアーするんですね。
そのときに、いちいちお店の名前を覚えてられないから

Cash machin

と呼んでいます。

あとは、人の名前が口から出てこないとき、男性の場合なら

Monsieur Machin

女性の場合なら

Madame Machine

という感じで使います。

あ、もちろん、本人の前では絶対に言わないで!
相当失礼です。

Machin は辞書には載っていませんが、よく使いますよ。
女性名詞の場合、女性を指す場合は machin の女性形 machine です。

それから、名前を呼びたくないときにも使われます。
例えば、「あの何チャラってヤツ」とか言いたいときにも使えますし、「某○○」なんていいたいときにも使えます。

「あたしの彼がなんかまたあの女となかよくしてる〜 クゥーーー!」ってときには

Ah c’est pas possible, revoilà encore machine !

「あーん、信じらんない、またあの女だ!」

なぁんてね。

ではまたね。
A bientôt !