MDR ・・・ 抱腹絶倒。
Coucou !
今日のタイトルにしたこの “mdr”, 実はわたしがメルマガを書いてた2002年にはもうつかわれてたので、ちょっと démodé デモデ「時代遅れ・流行遅れ」かなぁ・・・と思ったりしたんですけど、いまでもときどき意味を聞かれるし、書いているフランス人も多々いるので、あえて取り上げてみます。
そこでまずは、動詞 mourir ムゥりーる「死ぬ」をつかった「死ぬほど・・・だ」という表現について。
「死ぬほどおもしろ〜い」とか「おなかがぺこぺこで死んじゃう〜」とかいう表現って日本語にもあると思うけど(← 今はもっとちがうんだろうね)フランス語でも MAX な状態のときに mourir をつかって表現します。
・・・ à mourir (de ○○) 「(○○で)死ぬほど・・・だ」
スフィルメ シあん タムゥりーる
「この映画はめちゃめちゃうっとうしい。」
Je l’aime à mourir
ジュレーマムゥりーる
『彼女を死ぬほど愛してる』
(フランシス・カブレルの曲のタイトル)
Mourir de ・・・ 「・・・で死ぬ」(= 死ぬほど・・・だ/ひどく・・・だ)
セタムゥりーる ドゥりーる
「こりゃ死ぬほどおかしい!」
Je meurs de faim !
ジュムーる ドゥファン!
「お腹が空いて死んじゃう!」
J’ai failli mourir de chaleur !
ジェファイィ ムゥりーるドゥシャルーる!
「暑すぎて死にはぐった!」
Être mort(e) de ・・・ 「・・・で死んだ」(= 死ぬほど・・・だ/ひどく・・・だ)
ジュスュイモーる(モるトゥ) ドゥソワフ.
「のどが渇いて死にそう。」
というわけで、少なからずフランス人とやりとりしたことがあるひとは見たことあると思うけど、mdr っていうのは(笑)とか ww みたいなもので、Mort De Rire「笑い死に(?)」からきています。
ちなみに mourir/mort(e) de のあとに名詞がくる場合は、冠詞はつけません。
こちら ↓↓↓ はオマケ。
上のフランス語にまちがいがないか師匠に確かめてもらうとき、こんな表現を教えてもらいました。
・・・ mortel(le) 「死ぬほどの/ひどい・・・」
セダンなんニュイ モるテル・・・
「死ぬほど退屈だ・・・」
もういっちょオマケ。
動詞 mourir の活用をどうぞ♪
* MOURIR 「死ぬ」
直説法現在
Tu meurs テュムーる
Il meurt イルムーる
Vous mourez ヴームゥれ
Ils meurent イルムーる
語幹が、一・二・三人称単数と三人称複数では meur-、一・二人称複数では mour- となるところに気をつけてね♪
ではまたね。
A la prochaine !