奥歯がちゃぷちゃぷしている。

Coucou !!
今日はフランス語表現のおはなし。

夕食に、いつものようにパスタ des pâtes デパットゥ をつくったんだけど、わたしのカルボナーラ les spagettis à la carbonara が大失敗。

たまごの白味も入れちゃったせいか、ソースをからめたとたん、たまごが固まっちゃってオム・スパ状態に。
見た目もかなり・・・イッちゃってる!ヤバイ!

それでも C’est original !「変わってるなぁ!」といいながら食べてくれてる師匠に「ごめんねー」といったら、こんな返事がかえってきました。

Au moins, ça m’a bien calé.
オーモワン,サマビャンキャレ。

「え?きゃ・・・きゃれ???」

おなかをいっぱいにすることを caler というんだって。
「少なくとも、おなかはいっぱいになったよ。」というビミョーなおことばに、ちょんぼりちょろり・・・

それで、わたしはまだ食べおわってないってのに、とっても美しいフランス語の表現を教えてくれました。

J’ai les dents du fond qui baignent.
ジェレダンデュフォン キベーニュ。
(直訳:わたしは浸った奥歯をもっている。)

Baigner とは液体などにつかる・浸るという意味。
Se baigner では「水浴びする」っていう表現です。

いったいなにに浸ってるのかはまあここではいわないけど、Avoir les dents du fond qui baignent の意味、もう想像できるよね?

最初にご紹介したのより、強めのニュアンス。
「たらふくでもう食えないよー!」ってかんじ?

これはフランス語のスラング l’argot ラルゴ なんだって!!