アクサンのえらびかた ・・・ 母音 E 以外は?

Coucou !!

文字のアクサン accent のことを
こないだおはなししましたが、
あんなふうにアクサンをえらべるのは母音 E だけ。

スィルコンフレクスやトレマについては
ほかの母音につくときの約束ごともちょっとおはなしましたね。

じゃあ、アクサン・グラーヴやアクサン・テギュ、
C にだけくっつくセディーユは?

そのへんをスッキリさせちゃいましょう。

こないだ、アップしたあとに追記した部分もこちらにのせました。
このエントリで E 以外のものがぜんぶ見られるようにね。

アクサン・テギュはね、E にしかつきません。
あとはどれになにがくっつくのか、下の表を見てね。

é accent aigu アクサン・テギュ

à, è, ù accent grave アクサン・グラーヴ

â, ê, î, ô, û accent circonflexe アクサン・スィルコンフレクス

ä, ï, ü tréma トレマ

ç cédille セディーユ

それじゃ、E 以外のものを見ていきましょう。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

àù は、è の場合とちがって、発音には影響しません。

じゃあどんな意味があるかっていうと、同音異義語、たとえば

a  動詞 AVOIR の三人称単数直説法現在形
à  前置詞「・・・に、・・・へ etc.」

ou  「または」英語の or
  「どこに、どこへ」

などを区別するためのものなんですね。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

アクサン・スィルコンフレクスは、古代フランス語ではついていた s がなくなっちゃったことを意味してるっておはなししましたね。

念のため、もういちど見てみましょう。

isle → île イル 「島」
tost → tôt トー 「早く」
hospital → hôpital オピタル 「病院」
hospital → hôtel オテル 「ホテル」(語源は hôpital とおなじです)

s をつけてみると、ほかのラテン語源のことばとの共通点が見えておもしろい♪

それから、母音がつづくときの省略、日本語でいうなら、のばすときの「ー」の意味でしたね。

aage / eage → âge アージュ 「年齢」
roole → rôle ロール 「役目」
meure → mûre ミュール 「クロイチゴの実」

わたしが子どものころは、ローマ字で「オオシマ」って書くとき Ôshima とか Õshima とかつづってました。

Õ とつづるのはヘボン式、今はこれをつかいますね。
Õ みたいな長音記号だけはパスポートにはつかえません。

上についてるまっすぐな記号はマクロンとかいうらしいです。
文字コードがいまは対応してないので、チルダにしちゃったけど。

Ô とスィルコンフレクスで長音をあらわすのは日本式、それから訓令式というそう。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

トレマは?
これもやったけど、いちおう復習ね。

ë, ï, ü は、つづく母音を二重母音にせず、前の母音とは別々に発音するよ、という記号。

Noël ノエル 「クリスマス」
Raphaël ラファエル 男の子の名前(大天使 Raphaël より)
maïs マイス 「とうもろこし」

ü がつくものは思いつかない・・・

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

さて、こないだは全然ふれなかったセディーユについて。

セディーユとは、ç の下にくっついてるヒゲみたいな s みたいな記号ね。

これは、CS の音で発音するよ、ということをあらわす記号です。
だからこのアクサン、s みたいな形なんだね。

えー、C ってもともと S の音じゃないの?
というかたのために、C の発音を見てみる?

フランス語で、CS の音で発音できるのはあとにつづく母音が e, i, y の場合だけです。

nuance ニュアンス 「微妙な差異」
lycée リセ 「リセ、高校」
cembre デサーンブル 「12月」
cimetière スィムティエール 「墓場」
cymbale サンバル 「シンバル」

あとは ca co cu キュ、となっちゃいます。

cocu(e) コキュ 「恋人・配偶者を寝とられた人」
cu(e) ヴェキュ 動詞 VIVRE「生きる」過去分詞
canette カネットゥ 「缶」
cancer カンセール 「蟹座、癌」

なので、母音 a, o, u といっしょに S の音で発音したいときにはこのヒゲをつけます。

française フランセーズ 「フランスの」(女性形)
ça  「それは」(= cela)
leçon ルソン 「レッスン」

動詞で語尾が -cevoir のものは
直説法単数形では -çois, -çoit,
直説法三人称複数形では -çoivent,
過去分詞では -çu(e),
S の音を保つために セディーユをつけてあげます。

recevoir ルスヴワール / ルスワ「受けとる」

reçois / reçoit ルスワ
reçoivent ルスワーヴ
reçu(e) ルスュ

___

cevoir デスヴワール「がっかりさせる」

çois / çoit デスワ
çoivent デスワーヴ
çu(e) デスュ

___

apercevoir
アペルスヴワール(突然)
「・・・が見える」

aperçois / aperçoit アペルスワ
aperçoivent アペルスワーヴ
aperçu(e) アペルスュ

単純過去や接続法などなど・・・もセディーユをつけるんだけど、それはややこしいからまた今度ね!

動詞で語尾が -cer のものは、直説法一人称複数形では -çons になります。

commencer コマンセ「はじめる」
commençons
コマンソン

effacer
エファセ「消す」
effaçons エファソン

半過去・単純過去などなども ç になるものがあります。
それはつづりをみれば、もうわかるよね♪

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

じゃあたぶん、また明日!
À demain, peut-être !!