Caca boudin ・・・ からだから出るもの。

Coucou !

今日ご紹介するのは、体から出るものについてのフランス語。

この記事、冠詞などを師匠に口頭で確認しながら構成していったのですが、わたしの妙な質問事項とおかしな単語の羅列に

Mais qu’est-ce que tu bricoles ?
メケスク テュブりコル?
「一体何をしでかしてるんだ?」

と師匠からほろ苦い顔をされました・・・。
(確かに、自分でもちょっと気が引けたんだけど)

でもこれ、フランス語人生を生きる上で結構だいじでしょ?
えっ、爽やかな土曜の朝からやめてくれって???

ごめんなさい!
夕方読んでください!
(↑↑↑ 思い立ったら止められない)

じゃあ手はじめに、まともなところから。

Une larme
ユヌ ラるム
「涙」

Avoir les larmes aux yeux
アヴワール レラるム オズュー
「涙を浮かべる」

涙を流すという動詞はないので、探しておきます!

師匠が今まさに、苦しんでいるのがこれ。

Avoir le nez qui coule
アヴワール ルネ キクゥル
「鼻水が垂れる」(直訳:流れる鼻をもつ)

鼻水という単語も、どうやら存在しないもよう。

ちなみにフランスでは、人前で鼻水をすすることは失礼に当たります。
師匠にいつも、ティッシュで鼻をかむように怒られます。。。

(日本では、人前で鼻をかむのって逆に気がひけるよね?)

わたしは最近これがありません・・・。

La sueur
ラ スュウーる
「汗」

Transpirer
トろんスピれ
「汗をかく」

Transpiration
トろんスピらスィヨン
「発汗」

基礎代謝が悪いのね。
カラダにいいことしなくちゃ!

そろそろくるよ。

Une bave
ユヌ バーヴ
「よだれ」

Baver
バヴェ
「よだれをたらす」

動物が口から出す泡や、かたつむりのネバネバなんかもこう呼ぶんだって。

人が道ばたにこれを吐き捨てるのが、わたしは大嫌い。

Un crachat
アン クらシャ
「痰」

Cracher
クらシェ
「痰を吐く」

動詞 cracher は痰だけでなく、いろいろなものを「吐き捨てる」意味で使われます。
「暴言」を吐いたり「火」を噴いたり。

フランスでは、げっぷやおなら、鼻をすするなど、体からでる音はタブー。

Un pet
アン ペ
「おなら」

Péter
ペテ
「おならをする」

つい師匠の前でおならをしちゃったときは、KiKi pète, pète とからかわれます・・・。

ミルクを飲む赤ちゃんにはとってもだいじな、これ。

Un rot
アン ろ
「げっぷ」

Roter
ろテ
「げっぷをする」

もちろん大人が人前でしたら、とてもお下品ですね。

ここからは、しかたないよね。

Le hoquet
ル オッケ
「しゃっくり」

Hoqueter
オクテ

Avoir le hoquet
アヴワーる ルオッケ
「しゃっくりをする」

Hic !
ヒック!
「ヒック!」

関係ないけど、わたしは100%失敗しないしゃっくりの止め方、フランス人のともだちから教わりました♬

Un éternuement
アン ネテるニュもん
「くしゃみ」

Éternuer
エテるニュエ
「くしゃみをする」

Atchoum !
アッチュム!
「はっくしょん!」

フランスでは、誰かがくしゃみをしたら、tutoyer の相手なら

À tes souhaits !
アテスウェ!

Vouvoyer の相手なら

À vos souhaits !
アヴォスウェ!

という習慣があります♬
英語の God bless you! かな?

さて、寝てるときに出てしまう音がこれ。

Un ronflement
アン ろンフルもん
「いびき」

Ronfler
ろンフレ
「いびきをかく」

師匠もこのタイプなので、夜中目が覚めてしまったら、体の向きを変えさせます!

今度は必要不可欠なこれ!
まずはちっちゃいやつ。

Une pisse
ユヌ ピッス
「小便」

Pisser
ピセ
「小便をする」

これは正式な(?)言い方で、下は幼児語。

Un pipi
アン ピピ
「おしっこ」

Faire pipi
フェーるピピ
「おしっこする」

でも大人も使います。仲のいい人同士では

Je vais faire un petit pipi.
ジュヴェフェーらンプチピピ。
「ちょっとおしっこしにいってくるね。」

なんてね。

つぎはでっかいやつ。

Un caca
アン カカ
「うんこ」

Faire caca
フェーる カカ
「うんこする」

ピピとカカ、なんか可愛いよね♬

鼻についてるよ、なんてときにいうこれ。

Une crotte de nez
ユヌ クろットゥドゥネ
「鼻くそ」

Crotte とはまさに、「くそ(またはフン)」のこと!

最後に。
出てしまったら大変なのがこちら。

Le sang
ル そん
「血」

Saigner
セニェ
「出血する」

例えば、激しいケンカ。

On s’est battus jusuqu’au sang.
オンセバッテュ ジュスコそん.
「ボクらは血を見るまで殴り合った。」

なんだか尋常じゃないですねぇ・・・。

今日のタイトルにした Caca boudin ! カカブゥダン! とはつまり、直訳すれば「うんこ!ソーセージ!」ということばですが、そこにとくに意味はなく、子どもたちが好んで使う表現だそう。1970年頃生まれたんだって。

成長の過程で、そういうことを言いたい年頃ってあるのよね。わざと俗っぽいことばを言って楽しんだり大人の反応を見たり、仲間意識を強めたりするのかしら?ときにはアイデンティティとかフリーダムとか、悔しさとか、環境や態度などに対する不快感を、主張したりするんですって。

絵本にもなっています。
本屋さんで表紙を見ただけで、読んだことないから分からないけど、連呼するらしいです。
どんな結末なんだろ?

日本でも、Amazon で手に入るみたい。

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よい子のみなさんは言わないでね♬

ではまたね。
Caca boudin !