TCF 過去問題 ・・・ 傾向と対策。

Re-coucou !

今朝ご紹介した、TCF の模擬試験
記事にする前に、2018年12月の過去問題(本試験の半分の量)を解いてみました。

Compréhension orale(聴き取り)が15問。
Structure de la langue(語彙・文法)が10問。
Compréhension écrite(読解)が15問。
計40問を解いていきます。

わたしが試したのは簡易型なので40問ですが(ほかのシリーズもあります)、シミュレーションでは本番とおなじく80問、と長いです。

さて、いよいよ感想と反省点は・・・

ひとつめ。

テレビやラジオなどをきちんと聴き取ることに慣れていない。
このひとことに尽きます。

ひとつのことばを聴き取っている間に、そして迷ったり考えをめぐらせている間に、つぎの単語が発声されている。これは、聞き流すことに慣れてしまったわたしの大きな問題点。

ふたつめ。

会話は聴き取れても、質問の倒置法に慣れていないから聴き取れない!

話しことばではいつも平叙文の語尾を上げたり、Est-ce que... をくっつけたりして疑問文を作ってるから、ときどきはそういうテキストの音声を聴くとか、自分で倒置するとか努力しないといけないなぁ・・・と反省。

みっつめ。

4択の答えを読んで理解するスピードが遅くて制限時間についていけない!
これは、読む練習もしないといけませんね。
せめて基本的なものくらい、すらすら読めるようにしないと。

よっつめ。

いろいろなスタイルの発音の仕方に慣れていない!
他国語アクセントのフランス語を話す語り手が登場する場面では、とくに音が耳に入ってこず。

わたしはフランス人のともだちも両手があまるくらいしかいないし、日本人コミュニティの中で生きてるから、もっと外の世界へ飛び出さないといけないなぁ、と思いました。

いつつめ。

読解問題で、手書きの手紙が出てくる・・・筆記体の文字に慣れてない!
フランス人の字は独特だから、いつも師匠に解読してもらっていて、そうやって楽しているところがなんとも痛手になってるなぁ・・・とこれまた反省。

しかも、読める字でも、各テキストによってフォントも文字の大きさや形もさまざま。パッパッとこなしていきたい読解問題では、やはりいろいろなスタイルの文章になれておいた方がいいと思います。

最後、むっつめ。

時間が長いので集中力がなくなってくる・・・。
これは時間に縛られずのらくら暮らしてるわたしには、辛かったです。
ガッと集中するなら短い時間にピンポイントで・・・といきたいところですが、TCF の本番は1時間半(オプションなしで)あるのです。

本番では、最初の25分が聴き取り、のこりの文法・語彙・読解が65分。これはふだんからトレーニングしたほうがよさそう!

ちなみにオプションで、面接しての口頭試験(15分)と、6つの課題に答える作文試験(1時間45分)が受けられるそうです。すごいね!

反省点と対策は上のとおりですが、傾向はというと、聴解・文法と語彙・読解、どれをとっても簡単なものにはじまり、どんどん難しくなっていきます。着実に進めながらも、エネルギーは最後までとっておいたほうがよさそう。

オーラルは、簡単な日常会話から短いニュース、長いインタビューまでさまざま。話し手もさまざまです。

読解はさっきも書いたように、手書きの手紙から電子メール、広告、囲み記事、短いレポートっぽいものまでこれまた文章のスタイルもフォントもバラエティに富んでいます。

最後まで進むと、結果の画面が出てきます。

聴解・文法と語彙・読解それぞれに、正解率とどのレベルかの判定が書かれています。どの問題がまちがっていたのか、右の表で分かるしくみ。

実際に TCF を受けると、欧州基準 (CECRL : Cadre européen commun de référence pour les langues) に基づいて6段階にレベル分けされた証明書がもらえ、その有効期限は2年となります。

レベル分けの基準はこちら >> CECRL ・・・ ヨーロッパ言語共通参照枠