Anagramme ・・・ アナグラム。
Coucou !!
今日は、フランス語がおもではないけれど、わたしが数時間前からハマッてることばあそびのおはなし。
実は・・・昨日はじめてアナグラム anagramme というものの存在を知りました。
今さらかもしれないけれど、まだご存じないかたのためにちょっと説明を。
もとの文章から文字や単語を抜き出して入れ替え、あたらしい文を作るっていうことばあそびなんだけど、その中にもいろいろな方法があるそう。
だれもが知ってるものでは、五十音をいれかえた「いろ〜は〜にほ〜へど〜♪」のいろは歌がそれなんだって。
やり方を聞いたとたんに「すっごくおもしろそう!」と思ったのでやってみました。
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わたしがやってみたのは、最初の文章をぜんぶひらがなにして、それをつかって組み立て直すっていうもの。
たとえば、このブログのタイトルでざっとやってみると
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「が っ こ う い か ず に ふ ら ん す ご !」
↓↓↓
「ご ら ん ! す ず が ふ い に か っ こ う」
↓↓↓
「ごらん!鈴が不意に滑降」
とこんなかんじ。
著名人のペンネームや芸名なんかも、こうしてつくられてるものがけっこうあるんだって。
カヒミ・カリィは本名のアナグラムなのね、
ずっと不思議な名前だなぁ・・・って思ってたんだけど、Wikipedia を見てやっと分かりました・・・。
彼女のファンにとっては常識かな?
あとは、ハリー・ポッターの「あのひと」ヴォルテモートもそうらしい。
興味のあるひとは Wikipedia を見てみてね♪
こんなかんじで、文章をアナグラムにするときは、いかにおもしろくて粋で意味のあるものに作りかえられるか、それを考えるのがものすごく楽しい。
でもはじめてだったから、いくつもの文章をぜんぶまぜちゃったりして、とっても解読しにくいものに・・・
みじかい文章じゃないと解読するひとが大変。
だから、1文を1文におきかえるかたちで作りなおしました。
でもこれ、ハマります!!
さっそくいくつもいくつも作っちゃった♪
で、フランス語でもやってみたのです。
日本語よりむずかしくって、でも楽しい♪
ところが、師匠につくったのをいくつか見せたら「これ、おもしろいポエムだね!」といってくれたものの、「anagramme なんだよ♪」といったら、解読は無理だといわれてしまいました。。。悲しい。
そりゃそうだよね!
アルファベをぜんぶバラしてつくっちゃったから、余っちゃった子音の処理にも困っちゃったし、解読なんてほぼ不可能でしょう!
よっぽどヒマで根気のあるひとなら別だけど。
ちなみに、つくってみたうちのひとつはこんなもの。
アクサンは高度すぎるので、この際無視!
fee prend taxi dans la pate.
mont feu gris y jette violon gras.
et bouum.
フランス語での anagramme とは、単語単位か、音節単位で組みかえるものらしいです。
もっともっと高度になると、音(もちろん、リエゾンなどもふまえて)だけをたよりに、隠されてることばを解読するんだって。
なので、またやり直し。
今日は anagramme で記事を書きたかったのにな。
ともだちも、anagramme に関するもので、ボードレールの詩句から解説されている原文つきのおもしろい論文を見つけて送ってくれたし、
Raymond Queneau もやっているそうなので、参考にして勉強してみます。
論文もおもしろいので、ここでご紹介したいけど著作権とかあるのかなぁ?論文って。
ノストラダムスの予言も、アナグラムをつかって書かれているんじゃないか、という説もあるんだって。
そのうち、フランス語で anagramme クイズやりましょう♪♪♪
では、今日は日本語の簡単なアナグラムでみなさんにメッセージ。
岩からゾンビ出た
うちに隠すよ
内容は、上のブルーのフランス語をもっと単純にしたもの。
わかったひとは、コメントに答えを書いてね♪
じゃあたぶん・・・またあとで!
À tout à l’heure !!