動詞 ÊTRE 直説法現在

Coucou !!

さて、今日は動詞 ÊTRE についてちょっとやってみましょ♪

この ÊTRE はとっても大切で、とってもよくつかうけれど独特の活用をする動詞です。
英語の BE にあたります。
ただ、まったく同じとはいえませんので気をつけて♪

まずは直説法現在の活用から・・・

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* ÊTRE 「・・・である」

直説法現在

je suis ジュスュイ
tu es テュエ
il est イレ
nous sommes ヌーソム
vous êtes ヴーゼットゥ
ils sont イルソン

フランスの学校では、活用を覚えるときに
「ジュスュイ テュエ イレ ヌーソム ヴーゼットゥ イルソン」
となんども復唱して覚えるのだそう。

声に出して繰り返しいってみてね。

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ではさっそく、例文をつくってみましょ♪

Je suis professeur.

「わたしは先生です。」

Tu es français(e).

「きみはフランス人だ。」

Il est intelligent.

「彼はかしこい。」

Elle est intelligente.

「彼女はかしこい。」

Nous sommes en retard.

「わたしたちは(時間に)遅れている。」

Vous êtes belle(s).

「あなた(がた・きみたち)は美しい。」(女性に)

Vous êtes beau(x).

「あなた(がた・きみたち)は美しい。」(男性に)

Ils sont enrhumés.

「彼らは風邪をひいている。」

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こんなふうに、ÊTRE をつかう場合はだいたい、形容詞や名詞の性を一致させてあげます。

ここでいう名詞とは

「わたしは○○人です」
「わたしは○○(職業)をしています」

など国籍や職業をあらわすもののこと。その場合は無冠詞でいうのがふつうです。
(形容詞がつく場合は不定冠詞をもちいます)

Il est un bon professeur.
イレタンボンプロフェスール。
「彼はよい先生です。」

職業には男性形しかないもの(上の professeur など)、逆に女性形しかないものがあります。

それは「その仕事は男性(女性)特有のもの」という昔からの習慣が根づいているものが多いです。
今では、男性形を女性形に変えられるものもいくつかありますが、それでもまだまだ例外は少ないです。

まあ・・・それは形容詞の項でやりましょうね♪

そのほかにも、動詞 ÊTRE

現在進行の表現

être en train de + 不定詞

Je suis en train d’écrire un article.
ジュスュイザントランデクリールアナルティクル。
「わたしは記事を書いているところです。」

一部の複合過去の助動詞

être の活用形 + 過去分詞

Nous sommes allé(e)s aux brocantes.
ヌーソムアレオーブロカントゥ。
「わたしたちはガラクタ市にいきました。」

などの助動詞になります。

この「一部の複合過去」とは一部の動詞

ALLER「行く」・・・ VENIR「来る」
PARTIR「発つ」・・・ ARRIVER「着く」
ENTRER「入る」・・・ SORTIR「出る」
MONTER「上る」・・・ DESCENDRE「下りる」
RESTER「とどまる」・・・ PASSER「過ぎる」(*1)
*1 通過点をいう場合などには AVOIR も用いられます
TOMBER「落ちる」

などの往来をあらわす動詞、

NAÎTRE「生まれる」・・・ MOURIR「死ぬ」
DEVENIR「なる」

などの状態の変化をあらわす動詞があります。

だいたい、その行為をした時点でその行為がおわる、「死ぬ」「発つ」「着く」などの完了動詞が多いと思います。
これはまた、複合過去の項でやりましょう♪

ÊTRE のほかの活用についてはまたのちほど。
つぎは同じく大切な動詞 AVOIR について♪

じゃ、またね!
Bon après-midi !!