速習フランス語?
Coucou !!
最近、メールなどで「どうしたらフランス語を早くしゃべれるようになるのか」という質問をたくさんいただきます。
早くっていうのは、「話す速度」じゃなくて「時期」のほうですね♪
誤解してるかたも多いんじゃないかと思うんだけど、わたしはふだんはそれほど流暢にしゃべれないの。
いろいろ経験談を書いて、そこで「上達した!」なんていってるけど、それは自分の中での、今までの自分と比較しての上達で、「フランス人のように話せるようになった!」なんてことじゃなくって。
フランス語会話「今日のひとこと」では早くしゃべっているように聞こえるかもしれません。
タネを明かせば、あれは発音・イントネーションや演技(?)、音量や師匠の速度に合わせたスピード感が出せるように納得のいくまで、ひとつのフレーズを多いときでは100回以上撮り直してるんだもの!
だから、1度会話の中でつかった表現っていうのはもう体に染みついて、ふだんでもパッと出てくるんだけど、それ以外はたどたどしいフランス語をしゃべっています。
語学を「早く」習得できる方法なんてありませんよー♪
日本語だって、小学校から(はやくは幼稚園から)何年もかけて覚えていくのと同じように、まして大人になってすっかり脳が成長してしまったら、地道にやるほかナイナイ。
「速習フランス語」なんて名乗るテクストは、急にフランスに行くハメになって生活がかかっているひとや、はじめてフランス語にふれるひとが、手っ取り早くこのことばに親しみをもつためのとっかかりにはいいかもしれないけど、フランス語を自分のことばにするのにはどうかな・・・と思っちゃう。
わたしは、はじめてフランス語にふれてから15年、本格的にのめりこんでからはもう5年になるんです!!
語学を修得する期間に個人差はあると思います。
目的や状況にもよると思います。
わたしの場合は、5年経ったいまでも日常会話以外は小学生以下。
出版の話でさえ、いいのかなぁって、いまだに迷いだらけ・・・
ずっと読んでくださってるかたには耳に(目に?)タコだと思うけど、フランス語をなんの苦労も壁もなく修得する魔法なんてナーイ♪
だからこそ、なるべくフランス語をつかう機会をつくるために、このブログをつづけているんだと思います。
わたしの大切な学習ノートなんだ。