「学校行かずにフランス語!」ということ。

Coucou !
Comment ça va ?

今日は、いつかここに書かなくちゃいけないなぁ・・・とずっと考えていたこと。

そう、このブログのタイトル「学校行かずにフランス語!」について。

そしてこのブログの謳い文句でもある
「『赤ちゃんがことばを覚えるように』フランス語をふだんの生活から 自然に自分のことばにしていきたいな」
について。

ちょうど3年前にも書いたことだけれど、今回はもっと真剣に。
そして、3年も経ったのに、全然変わろうとしなかった自分に向けて。

わたしはずっと、これといった努力なしでフランス語をつづけてきました。
とくにフランスに来てからは、こないだも書いたように、すっかり師匠に甘えっぱなしで。

でも、わたしにとって「赤ちゃんがことばを覚えるように」フランス語を学ぶ時期は、もうとっくに過ぎてしまったのだと実感しているのです。

だって、考えてもみようよ、KiKi
フランス人の赤ちゃんはそのまま学校にも行かずフランス語がペラペラになる?

赤ちゃんだって、そのまんま大人になるわけじゃない。

大きくなったら幼稚園や小学校に行って、名前の書き方やつづりの読み方を先生に教わる。
正しい発音のしかたやコンジュゲゾン(動詞活用)をいやってほど繰り返しいわされる。
本の読み方や、文章の書き方、正しい話し方を勉強して、練習する。

もっと大きくなれば、美しい理論的な文章の書き方や、演説のしかたや、詩をすらすら暗唱することや、韻を踏むことや、いろんなことを学んでいく。

フランス語が母国語でもなく、学校にも行かないわたしは、その子たちに比べたら、すごくすごくすごく大きな遅れをとってる。
このまま赤ちゃんでいることに甘えていたら、一生フランス語なんか使いこなせない。

独学っていうことは、そうでない人の何倍も何倍も自分で努力しないと、
決して追いつくことはできないんだなぁ・・・と実感しているのです。

だからといって、ずっとつづけてきた「学校行かずにフランス語!」というタイトルを変えるつもりはないの。
「赤ちゃんがことばを覚えるように・・・」という謳い文句を変えるつもりもない。

だって、「学校行かずに」は変わらない事実だし、「赤ちゃんのように」っていうのがなかったら、今のわたしもないから。

でもね、これからもそう言い切るには、並大抵じゃない努力と覚悟が必要なの。

ピーター・パン・シンドロームはもう終わり。
夢から覚めて、さあ、自分で大人への道を切り開いていかなくちゃ!!