Avoir des oursins dans les poches ・・・ ポケットの中にウニがある。

Coucou !

今日のタイトル、どういう意味か当ててみて。

Il a des oursins dans les poches.
イラ デズゥるサン だんレポッシュ.
「彼はポケットの中に、ウニを持っている。」

ウニってあの、食べる、トゲトゲがいっぱいついてるウニね。

海の生物がいっぱい出てくる映画を観ていて、ウニが登場したあとに、師匠にとつぜん伝授されたフランス語の表現。
これって何をあらわすの?

ウニの入ってるポケットに手を突っ込むとどうなるか?
「Aïe !(イテテ!!!)」となって、手を引っ込めるよね。

そんで、お財布もポケットに入ってたりすると・・・

割り勘のとき。

「さぁ、ひとり30€だよ。」
「はい。」
「ほい。」
「どうぞ。」
「(Aïe !) 払えないな。」

街なかで。

「パパ、これ買って!」
「(Aïe !) 無理無理。」

ウニのトゲトゲが刺さると痛いのでポケットからお財布を出せない・・・つまり、「手持ちがないんだ。」とか「今ちょっと物入りでね。」・・・とか言い訳しながら払わない。

こんなふうにいつも、(戦略的に)賢く・・・いやズル賢く、お金を使わないで済むよう立ち回る、またはお金を出し渋る radin(e) らダン/らディヌ  とか avare アヴァーる  とか、「ケチ・守銭奴(しゅせんど)」な人たちを揶揄したり批判したりする表現なんだって。

調べたら、こんな言い方もあるそうです。

Avoir des oursins dans le porte-monnaie
アヴォワーる デズゥるサン だんルポるトモネ
「小銭入れの中にウニを入れている」

こちらのがダイレクトで分かりやすい。

とはいえこのヴァージョンは、師匠はいちども耳にしたことがないそうなんだけどね。
和仏辞典のひとつと、ネットの表現辞典みたいなのには載っていましたよ。

わたしは、お恥ずかしながら jeter l’argent par les fenêtres(無駄なもの・役に立たないものに湯水のようにお金を使う)ので、すこしくらい、ポケットにウニを入れておいたほうがいいみたい。

ではまた次回に。
À la prochaine !

今日のフランス語単語・重要表現

* avoir : もつ、ある etc.
* oursin [n.m.] : ウニ
* dans ・・・ : ・・・の中に
* poche [n.f.] : ポケット

* Aïe ! : (アイユ!)「痛い!」

* radin(e) [n.] : けちんぼ
* avare [n.] : ケチ、守銭奴(守銭奴)
* porte-monnaie [n.m.] : 財布(小銭入れ)

(札入れの着いた財布は portefeuille [n.m.])

* jeter : 投げる、ほうる、捨てる
* argent [n.m.] : お金
* par ・・・ : ・・・から
* fenêtre [n.f.] : 窓