いろんな「ごめんなさい。」

今日は、いろんな「ごめんなさい。」をご紹介します。
これ、必要ですよね。

まずは、いちばん軽めに。

Pardon.

「すいません。」「失礼。」「失敬。」

これは、相手のいったことが聞き取れなかったときに
Pardon ?「なんですって?」 と聞き返すときにもつかえます。

それでは、もっといろいろな「ごめんなさい」をみてみましょ♪

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次は、もっと重い過失について、「わたしを許してください。」という表現。

Pardonnez-moi.

「すみません。」「申し訳ありません。」

Pardonne-moi.

「許して!」

これは、命令形ですね。

次の「お許し願います」みたいなほうが丁寧な気がしますが・・・どうなんでしょ?

Je vous demande pardon.

「申し訳ありません。」

Je te demande pardon.

「許してちょうだい!」

さて、こんどの表現は「ちょっとごめんなさい。」「失礼。」でも Pardon. よりは丁寧なんじゃないかな?

通りや人ごみでぶつかったりしたとき、ちょっと通してもらいたいとき、何かをしてるひとに話しかけるときなど、ちょっとしたことで知らないひとに謝るときには、もっぱらこれをつかいます。

もちろん、ふつうの「すみません。」としてもつかいます。

Excusez-moi.

「すみません。」「ごめんなさい。」「ちょっと失礼します。」

Excuse-moi.

「ごめんね。」

フランス人でもよく間違えるのが、こちら。

Je m’excuse.

これは、古い会話集にはよくのっていましたが、辞書を見ても、師匠に聞いても、礼儀正しい謝り方ではないのです。

「自分で自分を許す」といってるような感覚だし、「謝ります。」っていわれても、気分のいいものじゃないし。

最近の会話集などには、この表現はのっていません。

次は、かなりの過ちを犯してしまったばあい。

Toutes mes excuses.

「大変申し訳ありません。」

さらに丁寧になると、Je vous fais toutes mes excuses.

さて、次は「すみません。」ともなるし、自分に非がないとき、どうしようもないときの「残念ですが・・・なんです。」という気持ちもあらわせる表現。

Je suis désolé(e).

「ごめんなさい。」「残念に思います。」「ごめんね。」「悪いんだけど・・・」

Je suis vraiment désolé(e).

「本当にごめんなさい。」「まったく残念なのですが・・・。」「ほんとにごめんね。」「ほんっと悪いんだけど・・・」

ふつうの会話や手紙などの中では、この Je suis désolé(e). がいちばんつかわれている気がします。

軽いばあいは Désolé(e). とひとこと。

次回は、謝られたときに「いいんですよ。」なんて表現を・・・

今日のフランス語単語・重要表現

* pardonnez : pardonner「許す」二・複・命・現
* pardonne : 二・単・命・現
* moi : わたしを

* vous : あなた・あなたがた・きみたちに
* te : きみに
* demande : demander「頼む」一・単・直・現
* pardon [n.m.] : 許し

* excusez : excuser「許す、容赦する」二・複・命・現
* excuse : 二・単・命・現

* m’excuse : s’excuser「謝る、わびる」一・単・直・現

* toutes : すべての(女性複数名詞を形容)
* mes : わたしの(男女複数名詞を形容)
* excuses [n.f.pl.] : お詫び、謝罪

* désolé(e) : すまなく思った、後悔した、残念に思った
(Je suis) désolé(e). =「すみません、申し訳ありません」
* vraiment : 本当に