COVID-19 ・・・ 新型コロナウイルス。
Coucou !
J’espère que tout va bien pour vous…
おひさしぶりです。
こんな騒ぎの中、なぜ沈黙していたかというと・・・。
2月頭に突然1ヵ月の入院が決まり、ひと月が過ぎやっと退院したのでごあいさつをしようと思っていた矢先、世界的大流行の新型コロナウイルスとはぜんっぜん別のところで、感染症(腎盂腎炎)を地味〜に発病し、さらに1週間ほど寝込んでいたのです。
その治療が今、折り返し地点にきたところ。
しかし今度は、新型コロナウイルスについて、フランスではもうすぐ厳しい外出禁止措置がとられるそうなのです。
今日はリアルタイムに(またはちょっぴり出遅れて)「ウィルスやバイ菌・伝染病のフランス語特集」・・・ KiKi のリハビリ軽量版。
こんな特集はしたくなかったのだけど、しかたないね。
最近フランス語のテレビやラジオでよく聞こえてくるであろうもの、新聞などで目にするであろうことば、基本的なものから見てみましょう。
エピデミー
これは一般的にいう「伝染病・悪疫、感染・流行」のこと。
もっと広い範囲になってしまった新型コロナウイルスは
ぱんデミー
「汎流行」
「ある大陸・全世界のほとんど全域におよぶ伝染病」
(コレラやペストなど)
になりますね。。。
大ざっぱに感染症のことは
ユヌマラディ あんフェクシューズ
といい、わたしの腎盂腎炎もこれに当たります。
新型コロナウイルスは、フランス語では
ル コろナヴィりュス
といいます。
「うつす(伝染させる)」と言いたい場合は
アンフェクテ
「病気をうつす、伝染させる」
「(傷などを)化膿させる」
コンタミネ
「・・・に病原菌をうつす、伝染病を流行させる」
とありますが、新型コロナウィルスの場合は圧倒的に contaminer が使われています。
名詞形だと
ラ コンタミナスィヨン
「(細菌による)汚染」
になります。
これは「悪影響を与えること」や「混じり合うこと」「汚染」など、ほかの意味でもつかうことができる、ちょっと軽めのマルチなことば。
次の
ラ コンタジョン
「(疫病の)感染、汚染、伝染」
では、うつすはうつすでももっと深刻な、例えば今回の新型コロナウイルスのような、病気の場合に限って使うそう。
形容詞にすれば
コンタジュー(ズ)
「感染する、伝染性の、伝染病の」
となります。
ちょっと長くなっちゃったので、伝染病・バイ菌対策に関するフランス語については次回また。
この記事を書いているあいだに。
先ほど、フランス共和国大統領 Emmanuel MACRON 氏の演説がありました。
これによってフランス全土の人々が、明日正午から少なくとも15日間の厳しい外出制限(買い物、治療、在宅勤務できない場合の通勤、を除く)を受けることになります。
彼は演説の中で
ヌゥソム ぞんゲーる(サニテーる).
「我々は(衛生戦争の)戦禍にいる」
というフレーズを何度も何度も繰り返しました。
EU は30日間の入域制限をするらしいし、本当に、静かなる戦争みたい。
胸がざわざわします。。。
ではまたね。
À bientôt !