J’y crois pas une seconde ・・・ 全然そうは思わない。

Coucou !

ともだちが我が家へあそびに来ることになって、マイエ家ではこんな会話が繰り広げられました。

キキ:「りえちゃんが明日の午後、うちにあそびに来るの。」

師匠:「ウソだろ?!こんなに散らかってんのに、どうするんだよ?」

キキ:「明日の朝、片づけるに決まってるでしょ。」

J’y crois pas une seconde !

ジクろワパ ユヌスゴンドゥ!
「そんなの全然信じられないね!」

Ne を省かずに言うなら

Je n’y crois pas une seconde.

ジュニクろワパ ユヌスゴンドゥ.

Seconde を「スゴンドゥ」と発音するところに気をつけてね。

さて。

J’y crois pas. は聞いたことがあっても、une seconde がついたのは初めて耳にしたわたし。

最初は、何かの聞きまちがいかと思いました。

もういちど師匠に尋ねたところ、

J’y crois pas du tout.
ジクろワパデュトゥー.
「ちっともそう思わない。」

と言い直されたので、脳みそがくるくる回ったあと、やっとそのふたつのフレーズが結びつきました。

師匠の見解によると(あくまで「彼の」見解ですが)pas une seconde「1秒も・・・ない」というのは、例えば議論しているときに「キミの言い分は1秒たりとも保たないよ」というところから来ているのではないか、と。

残念ながら、日本の仏和辞典でもネットの仏仏辞典でも、この表現を見つけることはできなかったので、真偽のほどは分からないのですが。

自分で言うことはないかもしれないけど、テレビなんかで聞こえてきたら、「まったくそうは思わない。」って言ってるんだな、と思いながら解釈してみてね。

今回の音声を録音するに当たって、わたしの JE の音に師匠から激しくダメ出しを喰らいました。

30回は言い直したかな。

いちおうOKは出たものの、わたしの JE は真似しないようにしてくださいね。

ぜひネイティヴ音源で聴いてもらいたいところ。
ああ師匠、録音してくれればいいのに・・・(←しつこい)

ではまたね。
À bientôt !