Une mise à jour ・・・ アップデート。
Coucou !
Vous allez bien ?
最近また、フランス語の資格試験を受けようかな・・・と考えはじめました。
せっかくフランス語勉強して、フランスに住んでるんだから、資格のひとつも持ってたほうが、万が一外で働くことになったときに有利なんじゃないかと。DELF 落っこったときのリベンジ、まだだしね。
今日 Fnac(フナック)に行って、フランス語練習用のテキストをいろいろ物色してみたんだけど、わたしの niveau ニヴォー(レベル)がまだらすぎて、どの本をえらべばいいのか分からなくて・・・ひとまずやめときました。
もし受けるなら TCF (Test de Connaissance du Français) にしようかなと思ってます。DELF/DALF とはちがって「受かる・受からない」じゃなくて、6段階にレベル分けされるので、自分の niveau が分かるんじゃないかと。証明書は2年間有効だそうですよ。
さて、そんなことはどーでもいいんですが。
今日は、ずっと気になってた、mise ミズ という女性名詞を使った表現を。これが、いーっぱいあるんです!
まずは、タイトルにもしたこれ。
ユヌ ミザジューる
「アップデート」
ドゥピュイ ラデるニエーるミザジューる,モンペーセープろんトゥ トろワフォワ パるジューる.
「最後のアップデートがあってから、ボクのパソコンは1日3回フリーズする。」
この表現、こうもいえます。
ドゥピュイク ジェミザジューる,モンペーセープろんトゥ トろワフォワ パるジューる.
「アップデートしてから、ボクのパソコンは1日3回フリーズする。」
そう、この「(ある状況に)置くこと」をあらわす女性名詞 mise は、動詞 METTRE「置く」の過去分詞の形からできているのです。
「アップデートする」
だから、名詞であるか過去分詞であるかは、文脈によって見分けてね。
この場合、過去分詞の性と数の一致も必要です。
ラパージャ エテ ミザジューる.
「ページは更新された。」
Le téléphone a été mis à jour.
ルテレフォナエテ ミザジューる.
「電話はアップデートされた。」
Mise à jour はアンシェヌマン、mis à jour はリエゾンするので、音は両方とも同じく「ミザジューる」となります。
似たようなもので、こんなのも。
ユヌ ミザニヴォー
「アップグレード」
次は、日々の会話やニュースなどでよく出てくるものをご紹介していきます。
ラ ミぞんう゛ぉんトゥ
「発売」
La mise en ligne
ラ ミぞんリーニュ
「ローンチ(オンラインで公開すること)、並べること」
La mise en page
ラ ミぞんパージュ
「レイアウト」
La mise en scène
ラ ミぞんセーヌ
「舞台や衣装・照明などをディレクションすること」
次は、「始動」をあらわす似たような表現たち。
ラ ミぞんるートゥ
「スタートアップ」(= démarrage)
La mise en marche
ラ ミぞんマるシュ
「始動」(= démarrage)
La mise en train
ラ ミぞんトらン
「開始・着手」(= échauffement, s’échauffer)
そして、ふたつ意味のあるこちら。
ラ ミぞポワン
「(カメラなどの)ピント合わせ」
Une mise au point
ユヌ ミぞポワン
「話の要点をつめること」
今度は、ニュースや公共の場でよく聞くこちら。
ラ ミぞんプラス
「設置」(レストランなどでのテーブルセッティングなど)
La mise en service
ラ ミぞんセるヴィス
「操業・運営・運行などのサービスを開始すること、公衆に公開すること」
La mise en pratique
ラ ミぞんプらティック
「実践・実行」
こちらはちょっとテクニカルかな?
男の子は好きかもしれないね。
ラ ミザフー
「(ロケットなどの)点火」
もういちど、動詞 METTRE を使うことのほうが多い表現を。
La nouvelle pièce de deux euros a été mise en circulation.
ラ ヌゥヴェルピエス ドゥデゥーゼゥーろ アエテ ミぞんスィるキュラスィヨン.
「新しい2ユーロ硬貨は流通しはじめた。」
それからそれから、ワイン好きな人は知ってるかな?
ラ ミぞんブテイユ
「瓶詰め作業」
これは、
ミぞんブテイユ オシャトー
「城で瓶詰めされた」
Mis en bouteille à la propriété
ミぞんブテイユ アラ プろプりエテ
「農地主によって瓶詰めされた」
とラベルに記載されているんだってね。
わたし、ワイン飲めないから気をつけたことないや。
Le vin ル ヴァン「ワイン」は男性名詞だから、過去分詞 mis に性と数の一致がおこなわれて、最後に e がつかないのね。
最後に。
辞書の中にあって、師匠も「女性じゃないからオシャレのことはあまり分からない」っていったクセに、リストから外すほどではないから載せるようにいわれたのがこれ。
ユヌ ミぞんプリ
「(髪の)セット」
いちおうこんなのもあるってことで載せときます♬
ひとつひとつ例文載せたかったんだけどね。
わたしの作った例文に、師匠がいちいちしかめっ面するから、ぜんぶの例文を仕事帰りの師匠に作ってもらうのも申し訳ないんで投げ出しました。
そのうちちょっとずつ、機会があれば、ね。
さあ、わたしのフランス語もそろそろ mise à niveau しなくちゃ!
じゃまたね。
À très vite !