Casse-bonbons ・・・ ウザいヤツ。

Coucou !

もう12月ですね〜

こないだ日本で年を越したと思ったのに、もう流行語大賞なんですね。
そりゃ、歳取るわけだわ。

最近またこのブログをせっせと書いているので、師匠への質問や確認タイムも復活しました。

師匠が仕事から帰ってきてくつろいでるときや、週末にゆっくり休んでいるとき、果ては寝ていようがかまわず、わたしは彼にまとわりついて(そのまとわりつき方が我ながらヒドイ)答えてくれるまで離れないのです。

なのでもう背後から近寄ろうとしただけで、殺気を感じた師匠から

KiKi casse-bonbons !

キキ カッスボンボン!

と先制攻撃を食らいます。

(ここは是非とも本人に発音してほしかったのですが、例の「もうキミのブログには関知しない」という姿勢があまりにも強硬で、無理でした・・・)

同じ表現がいくつかあります。
こちらなら聞いたことあるかな?

Casse-pieds !

カッスピエ!

直訳するなら「足を砕くヤツ」

=「苛立たせるヤツ」
=「面倒くさいヤツ」
=「ウザいヤツ」!

Casse- で「○○を割るもの・壊すもの」という意味があります。
Casse-noisette カッスノワゼットゥ 「くるみ割り人形」っていったら、みんな分かるかな?

さて、最初の表現にもどって。

Casse-bonbons !

カッスボンボン!

これも、同じ意味になります。
冒頭のフレーズでは最初にわたしの名前 KiKi をつけて、ニックネームのように呼んでいるのです。

しかし。
この場合の bonbon は実はいわゆるボンボン「アメちゃん」のことではなく・・・。

フランスの、昔のアメちゃんは卵形をしていたらしいのだけど、その形から、testicule テスティキュル「睾丸」のことを美しく(?)ていねいにいいたい場合に、この bonbon ということばが使われたのだとか。

よって、こんなダイレクトな表現もあります。

Casse-couilles !

カッスクゥイュ!

Couille とはそう、ずばり「タマタマ」(仏和大辞典を見たら「きんたま」ってさらっと書いてありました!)のこと。

そういえばフランス語の「ボンボン」と日本語の「タマタマ」ってなんか似てる・・・。

でも「この表現は、vulgaire ヴュルゲーる(お下品)だから控えたほうがいいと思うよ〜」とは師匠から。(Casse-pieds はだいじょうぶ。)

「学校行かずにフランス語!」に載せるっていったら、目をまんまるくしてました・・・。
とはいっても、発音はちゃんと監修してくれましたが。

フランス人同士の会話で出てきたときや、映画のセリフになってたときなんかのためにね、載せちゃうね♬♩♫♪♩

上のものはどれも名詞形を取っていますが、casse- が動詞形 casser の同じ表現もあります。

その場合は、定冠詞 les をつけてあげてね。

Casser les pieds à qqn
カッセ レピエ ア ・・・

Casser les bonbons à qqn
カッセ レボンボン ア ・・・

Casser les couilles à qqn
カッセ レクゥイュ ア ・・・

! ATTENTION !

ちなみに、上に紹介したものには casse-pieds, casse-bonbons, casse-couilles と語尾に s がついていますね。

今まではこのように(casser les ・・・s と複数形になるのと同じように)、s をつけて書いていたのだそうですが、近年、文法教育の変革により、このような mot composé モ コンポゼ「複合語」の場合、どちらが正しいのか師匠には分からくなってしまったのだそうです。

ただし、ネット上の仏仏辞書を調べた限りでは、s をつけたものもつけないものも、そのヴァリエーションとして存在しているようですね。

もっと勉強して casse-bonbons と呼ばれないようにするぞ♬

じゃあまたね。
À bientôt !