否定文での、冠詞の変化。その2

Ne ・・・ plusについては、否定の意味がもうすこし変わってきます。

Ne ・・・ plus「もう・・・ない」をつかうとき、動詞によって、つけてあげる冠詞がかわってきます。

* 定冠詞・部分冠詞が取れる場合 *

Avoir de l’argent 「お金を持っている」

Je n’ai plus d’argent.
ジュネプリュダルジャン。
「わたしはもうお金がありません。」

Faire du ski 「スキーをする」

Il ne fait plus de ski.
イルヌフェプリュ ドゥスキ。
「彼はもうスキーをしません。」

こんなふうに、「もう〜がない」「もう・・・をしない」ってとき、
普通の否定文同様に定冠詞・部分冠詞は取れます。

のこった de は、否定辞とともに
「〜ない」ものにつく冠詞としてあつかわれます。

*定冠詞がのこる場合*

Aimer le ski 「スキーが好きである」

Je n’aime plus le ski.
ジュネームプリュ ルスキ。
「わたしはもうスキーが好きではありません。」(ダジャレではありません!)

Aimer l’alcool 「お酒が好きである」

Tu n’aimes plus l’alcool.
テュネームプリュ ラルコール
「きみはもうお酒が好きではありません。」

ややこしいかなあ・・・