Comme c’est beau ! ・・・ なんてきれいなんだ!

Coucou !
Comment ça va ?

前回 quel(s) / quelle(s) +無冠詞名詞 で「なんて○○なんだろう!」という感嘆文を作ったので、今日は que を使った表現。

・・・と思って長い長い記事を書き終え、師匠に確認してもらったら

「ボクたちは “Que c’est bon !” とは言わない。Comme を使って “Comme c’est bon !” と言う。」

と冷ややかに却下されちゃいました。。。涙。

わたしのフランス語文法の本や辞書にはちゃんと載ってるのにな、que を使った感嘆文。しかも、わたしけっこう使ってたけど指摘されなかったし。今さら恥ずかしいじゃない。

あきらめきれないので食い下がってみる。

キキ「文法書に載ってたよ。」
師匠「めちゃくちゃ正しいんだけどね。」

キキ「じゃあ、どうしてみんなこう言わないの?」
師匠「ナチュラルじゃないっていうか・・・。」

キキ「昔はこう言ってたの?」
師匠「ボクには分からないよ。」

しつこく詰め寄ったせいで、一時は険悪なムードに。

そのあと落ち着いたら、「感嘆文に que を使うことはちょっと奇妙に感じる。使う人もいると思うけど、話し手(の世代や地域、人間関係などの環境のちがい)によっても変わってしまうから、どんな人が使うとかは一概には言えない。」って教えてくれました。

まぁとにかく今回も、習うことばと実際に使われることばは異なる、ってところにおさまるのかしら。

前置きがとっても長くなっちゃいました。
気を取り直して。

Comme +主語 +動詞(直説法) +形容詞/副詞 で作ってみることにします。

Comme c’est bon !

コムセボン!
「なんておいしいんだろう!」

ただ単に “Comme c’est bon !” と言った場合には、食べものが「おいしい!」ということをあらわすそう。

なにかほかのことが「いい!」と言いたいのなら、そのあとに「なぜ」なのかの説明をつけないとおかしいんだって。

Comme c’est bon d’être ensemble !

コムセボン デトるあんさんブル!
「いっしょにいると、なんて心地よいんだろう!」

ただ、「これはごく正しいし、耳にもするけど、不自然な感じがして自分じゃ言わない」らしいです。ここでご紹介したいと、もっと自然な例文をお願いしたんだけど、パッとは思いつかないのだって。

Comme c’est beau !

コムセボー!
「なんてきれいなの!」

Comme c’est gentil !

コムセじゃんティ!
「なんて親切な!」

Mais comme c’est pénible !

コムセペニーブル!
「しかしなんて厄介なんだ!」

Comme je suis heureuse !

コム ジュスュイ ウーるーズ!
「わたしって、なんてしあわせ者なんでしょう!」
* 男性の場合は heureux ウーるー

Comme t’es radin, toi !

コムテらダン,トワ!
「あんたってば、なんてケチなの!」

Comme il est malin !

コミレマラン!
「彼、なんて(ずる)賢いのかしら!」

Comme elles ont grandi !

コメルゾン グらんディ!
「あの子たち、なんと大きくなったことか!」

Comme ça fait mal !

コムサフェマル!
「なんて痛いんだ!」

Comme le temps passe vite !

コムルたんパスヴィットゥ!
「時間の過ぎるのはなんて早いんだろう!」

ところで、却下された「que を使った感嘆文」でも、それをを強調した qu’est-ce que +主語 +動詞 という形をとれば、(師匠の視点でみれば)まぁ使われるんだって。

Qu’est-ce que ça sent bon !

ケスク サさんボン!
「なんていい匂いがするの!」

Qu’est-ce qu’ils sont nuls !

ケスキルソン ニュル!
「やつらはなんて能なしなんだ!」

このほかにも、ce que を頭につけることで作る感嘆文も使われるということだけど、なんでもかんでも ce que をつければいいというわけではなく、内容によってNGもあり、それは感覚的なものだそう。

こちらはまた機会があれば、ということで。

とここまで書いて、また師匠、やってくれましたよ。

彼は COVID-19 でコンフィヌモンになってからというもの、ほぼ毎日リモートワークなのですが、PC が会社のネットワークにつながらなくなったらしく、こんなふうに叫んだの。

Ah, que c’est pénible !

アー,クセペニーブル!
「ああ、なんて厄介なんだ!」

「ねえ、言ったよね?今、Que c’est pénible !” って言ったよね?」と問いただしてみたものの、「あのパソコン、ほんっと苛立たせるんだよ。」とあやふやにされてしまいました。

Que, 使うの?使わないの? ・・・こんなふうにしつこくするから、ケンカになるのよねぇ。

もしも que を使ってみたい人がいたら、上の例文の comme を que に代えればだいたい OK です。よく使われているかいないかは別として、文法的にはあってるみたいだから。

長い長い記事、お疲れさまでした!

ではまたね。
À bientôt !

今日のフランス語単語・重要表現

* bon(ne) :[adj.] いい、おいしい etc.
* ensemble :[adv.] いっしょに、ともに etc.

* prendre le bain : 入浴する
* beau(x) / belle(s) :[adj.] 美しい、きれいな etc.
* gentil(le)(s) :[adj.] やさしい、親切な
* mais :[adv.](驚き、いらだち、強調)まあ、いったい etc.
* pénible(s) :[adj.] 骨の折れる、つらい、苦しい、厄介な

* heureux / heureuse(s) :[adj.] しあわせな
* t’es = tu es
* radin(e)(s) :[adj.] ケチな
* malin(s) / maligne(s) :[adj.]
  抜け目のない、悪知恵のはたらく、
  ずる賢い、利口な、賢い etc.
* grandi :[過去分詞] grandir 大きくなる

* faire mal : (・・・を)痛くする、痛い
* temps :[n.m.] 時間、時、天気 etc.
* passer : 過ぎる

* sentir : においがする、においを嗅ぐ
* nul(le)(s) :[adj.] 無能な、無価値な、ひどい