いろんな質問・相手のことばが聞こえないとき。

Coucou !

土曜日の朝は Je vais faire la grasse matinée !!
なので、夜中のうちに更新・・・☆

今日は、相手のことばが早口すぎて聞き取れなかったときに、「なんていったの?」なんてたずねる表現たちを。

まずは、とっさに出てしまう「え?」「なに?」ということば。

Pardon ?

これは、「え、なんですか?」っていうかんじで、ひとことですむ表現の中ではいちばん丁寧だと思います。
英語の Pardon ? とおなじかな?

次は、もうちょっとくだけて。
これは、口調によっては「なんだって?」「なんだと?」なんてケンカ腰になっちゃうので気をつけてね♪

Comment ?

こんどは、Comment ? よりもっとくだけた表現。
文字どおり「なに?」なんだけど、英語で What ? っていうのと似てますね。

これは、家族にいっても「Quoi ? じゃなくて Comment ? でしょ?」とたしなめられるそう。

Quoi ?

さて、今はもうほとんどつかわれることがないけれど、クラシックで師匠が好きだという表現がこちら。

Plaît-il ?

「なんとおっしゃったのですか?」

つぎは、もっと丁寧な「なんとおっしゃったのですか?」という表現。

Qu’avez-vous dit ?

まったくおなじ質問なんだけど、こちらは口語調。
文章には書けません。

Qu’est-ce que vous avez dit ?

「なんとおっしゃったのですか?」

つぎは、よく聞こえなかった、という表現です。

J’ai pas bien entendu.

J’ai mal entendu.

「よく聞こえませんでした。」

おなじ「よく聞こえなかった」を意味しますが、下は直訳では「不完全に聞こえた」(?)っていういいまわし。

malentendu はふたつの単語です。
ひとつの単語 malentendu にしちゃうと、あとで登場する「誤解」っていう意味になっちゃうから気をつけて!

それから、現在形で J’entends mal. / J’entends pas bien. っていっちゃうと、「わたしは耳がよく聞こえません。」という意味になっちゃうそう。

つぎは、ちょっぴり複雑な表現をどうぞ。

J’ai dû mal entendre.

「わたしがよく聞き取れなかったのでしょう。」

これは、動詞 devoir を複合過去でつかって「・・・だったにちがいない」といういいまわし。

聞こえたつもりが、意味が通じないとかつじつまが合わないとか、そんなときに「ちゃんと聞き取れなかったにちがいない」と。

つぎは、同じシチュエーションでも、もっと確実に「聞き取れなかった」と感じたとき。

J’ai sûrement mal entendu.

「わたしがちゃんと聞き取れなかったのです。」

うーん、このへんも、日本語にすると難しいところ・・・。
あんまりわたしの意訳をアテにしないでください♪

明日は、聞き取れたけれど「分からなかった」ときのいろんな表現をご紹介します。

では、よい週末を!
Bon week-end !!

今日のフランス語単語・重要表現

* pardon :
* comment :
* quoi :
* plaît : plaire「気に入る、好かれる、喜ばれる」三・単・直・現

* qu’ : que「なにを」
* avez : avoir 二・複・直・現(複合過去の助動詞)
* dit : dire「いう」過去分詞
* qu’est-ce que =「なにを」(話しことばで)

* ai : avoir 一・単・直・現(複合過去の助動詞)
* bien : よく、うまく、ちゃんと
* mal : 悪く、ヘタに、不十分に、不完全に
* entendu : entendre「聞こえる」過去分詞
* entends : entendre「聞こえる」一・単・直・現

* dû : devoir「〜のはずだ、〜に違いない」過去分詞
* sûrement : きっと、確かに