冠詞のナゾ。DES が DE に・・・?
これまた、冠詞の基礎もくわしくやらずにいきなりでもうしわけないのですが・・・
ご質問いただいたことにお答えいたします♪
「インターネットでの SUR と DANS について。」
この記事の3つ目の例文、
ここで、なぜ des jolies photos ではなく de jolies photos と冠詞が変化するのか・・・
複数名詞 des …s の不定冠詞と名詞のあいだに形容詞がはいる場合、des が de になります。
だいたいフランス語では形容詞は名詞のあとにくるのですが bon, nouveau, beau, long のように短いもの、日常的につかわれるものなどはだいたい名詞の前に置きます。これは、つぎのレッスンでちょっぴり見てみましょう。
では、どんなふうになるのか、例をすこし。
「いくつかの新しい家」( nouvelles は名詞の前に置きます)
des maisons + rouges → des maisons rouges
「いくつかの赤い家」(色や形をあらわす形容詞は名詞のあとに置きます)
des chiens + vieux → de vieux chiens
「年老いた犬たち」( vieux は名詞の前に置きます)
des chiens + charmants → des chiens charmants
「かわいらしい犬たち」
(動詞の現在分詞・過去分詞から作られた形容詞は名詞のあとに置きます)
なぜかは、師匠の家でも家族会議になりましたが(!?)
フランス語講師のディプロムをもっている Claire にさえ、“C’est une bonne question !“ だったそうで・・・
音をキレイにするためじゃないかとか、語呂じゃないかとか、いろいろな意見が出ましたが、結局、当たり前にそういっているので、説明できないそうです。
学問としてフランス語を学んでいる日本人の方がくわしいかな?