Le TCF IRN en 2022 -5- compte-rendu (3) 文書作成。
Coucou !
さきの11月16日に受けた TCF IRN の体験レポート、3回目の今日が最後です。
早速ですが、どうぞ。
ATTENTION !
わたしがご紹介している TCF IRN は、一般的な TCF tout public とはちがうのでご注意ください。
一般のほうはA1からC2まで評価の幅があるのに対し、新しくできたこの TCF IRN では出題も評価もA1からB1の範囲しかありません。長期滞在許可証の取得に要求されるのはA2, 国籍の取得の場合はB1らしいですからそれ以上は必要なく、ぐっと簡略化されているのだと思います。
一般のものを受ける場合には、この記事の内容とはまたちがったたくさんの準備が必要になると思うので、ご自身でよく確認してみてくださいね。
Expression Écrite :: 文書作成試験
さて、残るは作文テストのみ。
聴解・読解テストのあと1〜2分の休憩があり、みながもどったところで開始しました。
説明と注意事項などの指示 (consignes) のあと、下書き+メモ用の紙と、小冊子が配られ、この小冊子に作文していきます。
指示とはこのようなもの。
必ず指示された文字数の範囲を守ること。
これらの場合、Expression Écrite の評価はゼロ、A1 non atteint(A1に届かない・・・落第!)となります!書いた字が読めない場合や、3問中ひとつでも終わっていない場合も同じです。
Consigne を聞き小冊子を覗いて、「うわぁ!」っと心臓からいろいろあふれそうになってしまいました。落第はないと言っても、さすがにこれは厳しい・・・
わたしは模擬試験で全然歯が立ちませんでした。。。ストレスも最高潮です。
問題は3問。
1) 簡単な(1〜2行の)テキスト (SMS) に答える。(30〜60語)
これは練習問題と同じもので、ある友人に、初めて会わせる別の友人の見た目や性格を説明せよ、というもの。何を書いたのか、実はちょっと記憶喪失なのですが、誰か実際の友人を見立てて書いたと思います。
わたしの書く大きめの字でA4幅の紙に8語くらい。6行くらい書いたので、45語くらいだったかな?ふつうの文字の大きさなら、例えば師匠の感覚では10語ぐらいだそう。目安を前もって知っておけば、だいたいのところまで書いて、調整が利きますね。語数は枠外に記す欄があるので、最後に数えることになります。
2) 「書類を盗まれたんだって?!一体何があったの?」という友人からのメールに返信する。(40〜90語)
ここでいう『書類』とは、フランスにおいてとても大切な滞在許可証や免許証などの証明書類を指します。それだけをサッと盗まれるはずはないので、お財布に入れていたとか、バッグにしまってあったとか、いろいろ想像をふくらませて書くことになります。
練習問題のときクロノメーターを使わなかったせいで時間の配分も分からないので、ものすごーく焦りました!
3) ともだちを招待するときに、あなたは自分で料理を作るのと何か買って用意するのとどちらがいいか。(40〜90語)
これは比較的書きやすかった!わたしの答えられるテーマで本当にヨカッタ。。。政治経済のこととか環境のこととか問われても、フランス語じゃ何にも答えられないですもの・・・日本語でも無理かな?
とにかく、順序立てて書くこと、文章の構造が大切だと MADAME FLE が言ってたので、d’abord, et puis など文章と文章をつなぐことばを必死に使って組み立てました。シメの pour conclure で結論をまとめるのも忘れずに。
これは40語〜90語。わたしは80語くらい書いたと思います。内容は支離滅裂でしたが、ストラクチャーはできてたかな?
結局、内容構わず全速力で書いたおかげで、時間を5分程度残したまま、終わりました。語数も範囲内だし、3つとも完了したし、落第はしないでしょう!(いくつか、取り消し線を引いて書き直した部分があるけど・・・読めるよね?)
口述(口頭表現)、聴解、読解、作文(文書作成)のどれも、進むにつれて難易度が上がっていくので、時間配分とエネルギー配分がしやすいシステム。テストをやりながら「そろそろ限界かも」となる位置で、自分のレベルがちょっと分かっちゃうね。
一緒に受験するメンバーは20人前後で、多すぎず少なすぎず、緊張しない程度の人数でした。先生以外全員が外国人ということもあり、不思議な連帯感があったりして。
今回の反省点は「ふだんから『読む・書く・話す』ことにきちんと向き合ってこなかった」ということ。それに尽きると思います。なんとか逃れようとしてここまできてしまった弱さをまざまざと感じました。
今はネットでいろんなビデオがあり、ZOOMなどの交流ツールもあり、チャンスもたくさんあるから、利用しない手はないですね。わたしももうちょっと真面目に自分のフランス語をレベルアップしようっと。新しいことをイメージするのは楽しいですね♬♪♫♩♬
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ではまたね。
À bientôt !